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最近は梅雨で雨の降る日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。1か月後くらいには梅雨が明け、暑い暑い夏がやってくることでしょう。さて、私のランチは普段お弁当を食べる機会が多いのですが、時々外食することもあります。夏の時期のお弁当というと、菌の繁殖による食中毒が不安です。お腹を崩さないためにもそろそろ保冷剤の用意が必要でしょうか…。

ということで、今回は、食品を安全に届ける冷凍車・冷蔵車を製造されている東プレ株式会社についてご紹介します。

こちらの会社は1935年に自動車用のプレス部品メーカーとして創業した会社で、塑性加工技術や金型設計技術を追求されています。そして、その技術を応用し、プレス部品の他に空調物流製品、電子機器製品などを製造・販売されているメーカーです。先ほど紹介した冷凍車はコンテナと冷凍装置を一貫で製造されており、国内シェアのトップクラスを誇っています。また、REALFORCEというキーボードも展開されており、知っている方もいるのではないでしょうか。このブログの過去の記事を遡ると、REALFORCEを愛用している方もいるようです。私自身、キーボードに拘りはありませんが、時々普段とは違うパソコンで操作する際にはタイピングの感覚が違うなと思うことがあります。

暑い夏が近づいてきますが、こうした環境でも新鮮な食品を食べることができるのは、冷凍車・冷蔵車があるからなんですね。

経営哲学

| 小ネタ! |

合理的であること、効果的であること、能力が高いことがもてはやされる世の中ですが、きっとそれだけで思い通りになるほど人生は甘くないんだろうなという感覚があります。何かを成し遂げようとするとき、どんなに仕組みづくりや先見の明で上手く物事をコントロールしようとしても、一筋縄ではいかない困難に直面することは避けられません。そんなときに前進していけるかどうかを決めるのは、哲学のようなものなのではないかと思います。少し時代遅れの泥臭い考え方でしょうか。それでも人間が考える生き物である以上、世界や人生に対する考え方の影響を排除することは難しいのではないでしょうか。

特に、企業経営は思い通りにならないことばかりです。市場は日々変わりゆき、昨日までうまく行っていた方法が突然機能しなくなります。考え方の異なるたくさんの人間が関わる以上、自分の意見がそのまま成果に反映されることなどほとんどありません。そんな中で社会に価値を提供し、また従業員の生活を保証する必要があるのですから、経営者にのしかかるプレッシャーは相当なものです。そんな風に思いもよらないことばかりの企業経営では、その場しのぎの技術や賢さよりももっと根本的な哲学が重要なように思います。

哲学のある経営者として有名なのは京セラ株式会社を創業した稲森和夫氏でしょう。稲森氏の根本は「人間としての正しい生き方、あるべき姿を示す」という考え方です。それに基づく経営システムを作り上げ、また人として会社として正しい姿を説き社内に浸透させることで、京セラを強く大きくしました。

稲森氏が考案したアメーバ経営では、部門ごとに独立採算にすることで社員皆が高い視座と仕事への誇りを持てるようにすることを目指しています。経営者が労働者を管理するという考え方が一般的だった当時からすると珍しい考え方で、世間の常識に流されない根幹となる哲学があったからこそ生まれたものと言えるのではないでしょうか。

凝り固まりすぎるのも考えものですが、少しずつ自分の中に哲学を築いていけたらと思います。

先週家の掃除をしたときに新聞紙が欲しくなったのですが、私は新聞を購読していないので手元に用意がありませんでした。
新聞紙は本来の用途とは別に、掃除や包装など様々なことで活用できる優れものです。
デジタルには存在しない紙の良さはこのようなところにもあると実感させられた出来事でした。
そこで今回は、新聞用紙などの紙製品を製造する王子ホールディングス株式会社を紹介いたします。
この会社は段ボールやティッシュなど、身の回りの様々な紙製品を製造・販売している会社です。
紙はあらゆるところで使われるため、大量に生産・消費される資材です。
日本は特に紙の消費量が多く、2020年の国民一人当たりの紙・板紙消費量は世界でもトップクラスだそうです。
世界的に見ても紙の消費量は増加傾向であり、今後はさらに紙の需要が高まると考えられています。
また近年推進されている脱プラスチックの流れがプラスチック製品から紙製品への代替を促しており、SDGsの観点からも紙製品が求められています。
王子ホールディングスの子会社である王子ネピアは、SDGsに貢献する企業ブランド調査2021で11位にランクインしていることからも活躍が期待ができそうですね。
SDGsの行く末は、かなり紙製品に影響される気がしています。この流れをどこまで進められるのか、今後が楽しみです。

今年も暑い夏がじわじわ迫ってきていますが、昨日テレビで節電要請に関するニュースがあり、各企業で進められている節電の取り組みの一例として、省エネポンプへの交換による電力消費削減について紹介されていました。個人的にポンプといえば水道の配水設備で使われているイメージを持っていたのですが、実際には様々なところで使われており、日本の年間消費電力の約3割を占めているそうです。

ということで、今回はポンプのパイオニアである株式会社酉島製作所について紹介いたします。こちらの会社は1919年に創業したポンプメーカーで、世界100か国以上で工場や発電所、浄水場、配水設備などのポンプの販売、整備などをされています。さて、この会社は最初に紹介したポンプの消費電力が多い課題に対して「ポンプdeエコ」活動を実施し、消費電力の少ない省エネのポンプを提供することで電力消費を削減し、地球環境に貢献されているそうです。

今回節電のニュースを通してこちらの会社を知りましたが、ポンプは身近なところで使われており、人々の生活にとっては欠かせないものだと実感しました。

 

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