» 2022 » 6月 » 17のブログ記事

私の地元近隣には大きなダムがあります。ダムは治水や利水などの理由で建設されますが、いずれも自然の力を制御することができる施設です。

人工的に自然の力を制御できているのは凄まじいことです。現代の人々の生活を維持するためにはダムは必要不可欠なものでしょう。

ダムの大きさにも大小がありますが、日本一湛水面積が大きい雨竜第一ダムは2373haの大きさを有しているそうです。東京ドーム507個分の広さですね。

今回はこのとてつもなく大きい雨竜第一ダムの施工に貢献した、日特建設株式会社を紹介いたします。

日特建設株式会社は総合基礎工事を事業としており、トンネルやダムなどの土木構造物全般の施工や、防災等を目的とした地盤改良工事を行っています。

日本は自然災害の多い国ですので、防災目的の土木技術は必須となっています。実際にこの会社は、東日本大震災後の復興のため被災地の地盤整備工事を行っています。

この工事を行うことで震災時の被害を小さくできるようになります。震災時の被害はとても計り知れませんが、このような土台からの改善は大きな成果につながるでしょう。

この会社の施工施設を調べてみると、冒頭で触れた私の地元近隣のダムも手掛けていることがわかりました。

今まで気にしたことがありませんでしたが、地元のダムが日本一のダムを造った会社の手掛けたものだと知ると、なんだか安心できますね。

最近は梅雨で雨の降る日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。1か月後くらいには梅雨が明け、暑い暑い夏がやってくることでしょう。さて、私のランチは普段お弁当を食べる機会が多いのですが、時々外食することもあります。夏の時期のお弁当というと、菌の繁殖による食中毒が不安です。お腹を崩さないためにもそろそろ保冷剤の用意が必要でしょうか…。

ということで、今回は、食品を安全に届ける冷凍車・冷蔵車を製造されている東プレ株式会社についてご紹介します。

こちらの会社は1935年に自動車用のプレス部品メーカーとして創業した会社で、塑性加工技術や金型設計技術を追求されています。そして、その技術を応用し、プレス部品の他に空調物流製品、電子機器製品などを製造・販売されているメーカーです。先ほど紹介した冷凍車はコンテナと冷凍装置を一貫で製造されており、国内シェアのトップクラスを誇っています。また、REALFORCEというキーボードも展開されており、知っている方もいるのではないでしょうか。このブログの過去の記事を遡ると、REALFORCEを愛用している方もいるようです。私自身、キーボードに拘りはありませんが、時々普段とは違うパソコンで操作する際にはタイピングの感覚が違うなと思うことがあります。

暑い夏が近づいてきますが、こうした環境でも新鮮な食品を食べることができるのは、冷凍車・冷蔵車があるからなんですね。

経営哲学

| 小ネタ! |

合理的であること、効果的であること、能力が高いことがもてはやされる世の中ですが、きっとそれだけで思い通りになるほど人生は甘くないんだろうなという感覚があります。何かを成し遂げようとするとき、どんなに仕組みづくりや先見の明で上手く物事をコントロールしようとしても、一筋縄ではいかない困難に直面することは避けられません。そんなときに前進していけるかどうかを決めるのは、哲学のようなものなのではないかと思います。少し時代遅れの泥臭い考え方でしょうか。それでも人間が考える生き物である以上、世界や人生に対する考え方の影響を排除することは難しいのではないでしょうか。

特に、企業経営は思い通りにならないことばかりです。市場は日々変わりゆき、昨日までうまく行っていた方法が突然機能しなくなります。考え方の異なるたくさんの人間が関わる以上、自分の意見がそのまま成果に反映されることなどほとんどありません。そんな中で社会に価値を提供し、また従業員の生活を保証する必要があるのですから、経営者にのしかかるプレッシャーは相当なものです。そんな風に思いもよらないことばかりの企業経営では、その場しのぎの技術や賢さよりももっと根本的な哲学が重要なように思います。

哲学のある経営者として有名なのは京セラ株式会社を創業した稲森和夫氏でしょう。稲森氏の根本は「人間としての正しい生き方、あるべき姿を示す」という考え方です。それに基づく経営システムを作り上げ、また人として会社として正しい姿を説き社内に浸透させることで、京セラを強く大きくしました。

稲森氏が考案したアメーバ経営では、部門ごとに独立採算にすることで社員皆が高い視座と仕事への誇りを持てるようにすることを目指しています。経営者が労働者を管理するという考え方が一般的だった当時からすると珍しい考え方で、世間の常識に流されない根幹となる哲学があったからこそ生まれたものと言えるのではないでしょうか。

凝り固まりすぎるのも考えものですが、少しずつ自分の中に哲学を築いていけたらと思います。

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