こんにちは。
今日のネタ探しでは、銀行業界がローンを過剰に借り入れた多重債務者を減らすために貸金業界との提携を強化する、という記事を見かけました。2021年には借り手の信用情報について自己破産といった事故情報に加えて、ローン残高や返済履歴を共有し、融資審査に利用するつもりのようです。
現在でも、カードローンの延滞や自己破産といった事故情報や、キャッシュカードの紛失情報は共有されています。今回の連携では、新たに借入残高の情報を加えることで、ローンを申し込んだ人が貸金業者からいくら借りているかを把握できるようになります。収入に比べて過度な借金を抱え、多重債務者になりそうな人を事前に認識することで、融資を断ることができるようになります。
情報共有で単一のシステムが分析可能な顧客データが増えれば、AIの活用によるビッグデータ解析によって、ローン審査の改善にも寄与する可能性があります。近年では、利用者がスマートフォンなどから入力した個人情報から、AIが信用力を割り出して金利や融資額を決める手法も存在するそうです。
というわけで、今日は株式会社三井住友フィナンシャルグループを紹介したいと思います。
三井住友銀行(SMBC)、三井住友カード、三井住友ファイナンス&リース等の持株会社です。日本語では三井を前にする代わりに、英語表記ではSumitomoを先にすることで、合併の際にはバランスをとったそうです。