こんにちは。
旭化成が、2018年度までに石油化学事業で約600億~700億円を成長分野に投じるそうです。
再来年に化学品の基礎原料であるエチレン生産設備を停止する予定の水島製造所には先端技術の試験設備を導入し、新規事業の育成拠点にするとのこと。
海外でも低燃費タイヤ用の合成ゴムなどの工場を建設するなど、価格競争が激しい汎用品から高付加価値へのシフトを鮮明にします。
旭化成は1922年に旭絹織株式会社として設立され、1949年05月に株式上場して以来65年間上場を維持しています。
9つの事業会社を保有する「分社・持株会社制」をとっており、旭化成は「グループ全体戦略の立案」「グループ資源配分の最適化」「グループ経営執行の監督」を役割として担うとともに、多様な事業領域を融合した「新規事業の創出」に注力する一方で、事業会社はそれぞれの事業環境の変化に対応した「自主自立経営」を行っています。
主な所属業界は戸建住宅開発業界、総合化学業界、基礎化学業界、機能性化学業界、合成繊維業界、繊維加工(不織布)業界、医療用電子・解析機器業界で、石油化学製品、電子部品材料、医薬品、住宅、建材など、幅広く事業展開しています。
なかでも、主に石油化学製品の製造・販売を手掛けるケミカル事業が全体の売り上げの約半分を占めており、中心的な事業となっています。
旭化成といえば、子供のころよく目にしたCMが印象的でした。
「旭化成、イヒ!」というセリフが特徴の、人形が出てくるやつです。
調べてみたら、あの人形にはちゃんと「イヒ!君」という名前があったみたいです。しかも結構詳細な設定まで・・・
「家族構成は妻と子供二人」で、「母性本能をくすぐるタイプ。」だそうです。笑
もしかしたら、社内にだれかモデルがいたのかもしれませんね。
そんなイヒ!君は1997年から10年間で78本ものCMに出演したそうですが、2007年に退職。
旭化成はブランドイメージを刷新し、新たなスタートを切ることになりました。
イヒ!君は旭化成の知名度向上に大きく貢献した功労者でしょう。
現に私は子供のころ見たCMがいまでも印象に残っているくらいですから。
もしかしたら、CM出演で忙しかった時代を懐かしみながらいまはどこかで家族水入らずの時間を過ごしているのかもしれません。笑
旭化成CMライブラリ イヒ!君 (外部リンク)