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今回紹介するのは内外トランスライン株式会社です。

内外トランスライン株式会社は1980年に設立され、連結売上高473億円(2022/12月期)、従業員数688名、国内事業所数6拠点、グループ会社国内2社海外12社の大きな企業です。

内外トランスライン株式会社の事業種目は「フォワーダー」と呼ばれる船舶や航空機を所有せずに、船会社や航空会社からスペースを借りて利用し、国際輸送を行う事業を行っています。日本の貿易を占める海外貨物の割合は99.5%だそうで島国の日本では非常に重要なインフラとなっているそうです。内外トランスライン株式会社はその海外運輸をコアビジネスとしています。

内外トランスライン株式会社は40数年培った輸出の実績から多数の取引先・船会社との信頼関係・輸入サイドビジネスの取り込みを強みの1つとしており、さらなる企業の拡大へ尽力しています。

荷主と運送業者の間に入る企業があるとは初めて知りました。さらに、99.5%の運輸を海上で行っていることにも驚きました。内外トランスライン株式会社は日本の重要なインフラ機関となっているのですね。感謝してもし足りないほどありがたいです。

マシニングセンサ

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皆さんは「マシニングセンタ」というものをご存じでしょうか。
「マシニングセンサ」という名前からピンとくる人がいると思いますが、こちらは工作機械になっています。

「マシニングセンサ」とは一台で穴あけや、ねじ立て、といったあらゆる切削加工が一台でできるという優れものの機械です。
驚くことに自動で工具を取り換えてくれるということができます。実際に動いているところを見たことがあるのですが、とにかく素早く工具を取り換えて自動で加工を行ってくれるのでその素早さに驚かされてしまいました。

家に一台ほどおきたいですが、あまりにも大きいので置くことができないのが残念です。

 

そこで今日紹介するのはエンシュウ株式会社です。先ほど紹介したマシニングセンサのほかにレーザー加工機、各種専用機などを製造しています。

工作機械は他の機械を製造するのにつかわれるので、その分大きいものが多いです。大きさと迫力に驚かされるのでぜひ動いているところを見てほしいです。

 

廃棄物から生まれる安心

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今週は「東京ボード工業株式会社」を紹介します。
東京ボード工業は平成3年から日本で初めて木質廃棄物直接処理によるパーティクルボードの製造をスタートし、ボード業界のパイオニアとして躍進してきた企業です。
平成12年には、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」が改定されたことも後押しにあり、現在ではマンション現場にパーティクルボードを納め、同時に木質廃棄物を回収、それを工場に持ち帰ってパーティクルボードに再生させ、また建設現場へ戻すという循環の輪を構築することにも成功しています。

日本の「もったいない」という言葉が2004年にノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんによって世界に広められたことが話題となったことがありましたが、まさに「もったいない」を体現したような事業ですね。

樹木が長年かけて吸収した二酸化炭素ですが、人間の活動によってその木を処分する際に燃やしてしまえば、また大気中に二酸化炭素を放出してしまいます。
そこで木材をマテリアルリサイクルすることで新たな製品価値を環境負荷を減らしながら生み出すことが出来るのです。

パーティクルボードにも改良を重ねることで、壁武者と名付けられた廃木材処理と住宅耐震強化と大工不足解消を目的とした、長尺構造用のボードを開発したりと実用性をさらに兼ね備えた製品を作る技術も持ち合わせています。

東京ボード工業では、この事業を資源循環(RECYCLE)の輪(RING)とそして現時点でもリサイクルし続ける(~ING)という意味合いからリサイクリングと呼んでます。
このリサイクリング事業によって未来の地球環境を守りながら、本来は処分されるはずだった木材に付加価値を生み出し衣食住の住を支えていくことでしょう。

意外な組み合わせが功を奏することってありますよね。

今回紹介する会社は株式会社竹内製作所です。こちらの会社は1963年創業の小型建設機械のメーカーです。代表的な製品として、「ミニショベル」や「クローラーローダー」と呼ばれるものが挙げられます。いずれも小型で小回りが利き、かつパワフルであることが特徴で、特に後者の「クローラーローダー」は同社のものが世界初の製品だということもあり、株式会社竹内製作所の顔のような存在となっております。クローラーとは日本語で履帯のことを指しよく戦車の足回りに用いられたりしております。ちなみに比較的こちらの方が耳にすることが多いであろうキャタピラーとまったく同義なのですが、キャタピラーは米キャタピラー社の登録商標ですので、正式にはクローラーと呼ぶのが正解だそうです。従来のローダーはスキッドステアローダーやホイールローダーといったタイヤ駆動のものが一般的だったのですが、それをクローラーに置き換えたことで地盤が不安的な現場での作業安定性が高まり、特に粘土質の土地が多い米国などで圧倒的な指示を獲得しているそうです。

インフラを支える上で新たな視点とパッケージングを以て新たな市場を切り拓き、世界のニーズを獲得することができた株式会社竹内製作所。私たちもその姿勢から何かを学べるかもしれません。

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