意外な組み合わせが功を奏することってありますよね。

今回紹介する会社は株式会社竹内製作所です。こちらの会社は1963年創業の小型建設機械のメーカーです。代表的な製品として、「ミニショベル」や「クローラーローダー」と呼ばれるものが挙げられます。いずれも小型で小回りが利き、かつパワフルであることが特徴で、特に後者の「クローラーローダー」は同社のものが世界初の製品だということもあり、株式会社竹内製作所の顔のような存在となっております。クローラーとは日本語で履帯のことを指しよく戦車の足回りに用いられたりしております。ちなみに比較的こちらの方が耳にすることが多いであろうキャタピラーとまったく同義なのですが、キャタピラーは米キャタピラー社の登録商標ですので、正式にはクローラーと呼ぶのが正解だそうです。従来のローダーはスキッドステアローダーやホイールローダーといったタイヤ駆動のものが一般的だったのですが、それをクローラーに置き換えたことで地盤が不安的な現場での作業安定性が高まり、特に粘土質の土地が多い米国などで圧倒的な指示を獲得しているそうです。

インフラを支える上で新たな視点とパッケージングを以て新たな市場を切り拓き、世界のニーズを獲得することができた株式会社竹内製作所。私たちもその姿勢から何かを学べるかもしれません。

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