いい湯だな

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最近(といっても3か月前くらいですが)家の近所を散策していたところ老舗の銭湯を発見しました。ただ、某地図アプリのレビューを読むと非常に熱いお風呂らしく、怖くて全然行く気になれません。たまにはゆっくりお風呂に浸かるのもいいな~と思いつつ、ほぼ毎日シャワーで済ませてしまいがちです。

今回は「大和重工株式会社」をご紹介します。こちらは鋳物ホーロー浴槽や五右衛門風呂、炊き出し用かまどなどの鋳造品製造を中心に行っている会社です。中でもやはり目を引くのは五右衛門風呂。意外にも国内で現在も五右衛門風呂を製造しているメーカーは大和重工だけなんだそうです。創業は天保2年(1831年)。約190年前から続く原点として、今も五右衛門風呂を作り続けています。

施工事例を見るまで火に直接かけるような五右衛門風呂を想像していたのですが、よく考えたら普通に旅館などでは設置されていますね…。しかし製造しているメーカーが1つしかないということには驚きました。長い間積み重ねてきた技術を絶やすことなく、鋳造業界にこれからも貢献していってほしいです。

皆さんフィルター掃除ってしていますか?家庭で使われるようなフィルターは主にエアコンのフィルターなどだと思いますが、私は引っ越してきたばかりなのでまだしていません。しかし学生時代に給湯器のフィルターを掃除したときはほこりがすごい量溜まっていて驚きました。精密機械にほこりは天敵なので、フィルターの大切さに気付くよいきっかけだったように思います。

今日はそんなフィルターを作る会社であるヤマシンフィルタ株式会社を紹介します。ヤマシンフィルタ株式会社はフィルターのキーパーツ「ろ材」から独自開発しているそうです。それによって設計段階からお客様のヒアリングを行うことができるのでその高度な技術基盤と合わせてシェア獲得の大きな要因となっているそうです。

実際の製品としては、建機用フィルターやエアフィルター、医療用マスクを作っているそうです。建機用フィルターでは建設機械の稼働に必要な各種部品に組み込まれ、建設現場の砂塵等の異物を取り除き、建設機械を保護する役割を担っているそうです。また医療用マスクは特許技術であるナノファイバー製フィルターで作られているそうで、独自開発しているフィルターの技術がマスクにまで応用されているそうです。

工業用の大きなフィルターだけではなくマスクのフィルターまで作っているのは驚きました。最近また少しずつ新型コロナウイルスの罹患者も増えていますし、国内メーカーで医療用マスクを製造している会社があることはとても頼もしいですね。今後もヤマシンフィルタ株式会社に注目したいと思います。

魔法の薬

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皆さん小さい頃、薬は苦手でしたか?

私は、薬自体は苦手ではなかったですが、錠剤タイプの薬を飲みこむことが苦手で、小学校低学年までシロップタイプか粉薬を希望して薬をもらっていました。同じ効果の薬でも形状や味が違ったりする薬は魔法みたいと当時感じていたことが懐かしいです。

さて、今回紹介するのは東京大学発のバイオベンチャー企業であり、産学連携による創薬研究と開発を行っている「ペプチドリーム株式会社」です。こちらの会社は、独自の創薬開発プラットフォーム(Peptide Discovery Platform System)を活用し、革新的な医薬品の創出に向けた各種事業を展開しています。PDPSとは、極めて多様性の高いペプチドライブラリーの創製とヒット化合物のスクリーニング技術を融合した創薬開発プラットフォームのことで、創薬の標的とするタンパク質に対して、選択的に結合能を有するヒット化合物を迅速かつ高効率に探索することができます。そのため、PDPSをペプチドリーム株式会社では、「こういう薬が欲しい」という願いに応じて、柔軟に薬をデザインし、製薬業界や科学界に貢献してきました。

そんなペプチドリーム株式会社ですが、実はバイオベンチャー時代に特殊ペプチドを人工合成し、創薬に結びつけることに世界で初めて成功し、世界から大注目された経歴があります。そこを起点に、今では最先端のペプチド創薬を中心に120を超える創薬開発プログラムが進行しつつ、不治の病を治す薬の探求をしてます。

生きたい!という人々の願いを叶え、希望を与え続ける魔法のような薬を生み出し続け、今も奔走しているペプチドリーム株式会社の姿を日々追い続けていたいですね。

16歳の頃から高専~大学院と工学系に関わり続けていると、ロボット系の行事や研究は常に人気があり、勢いがあることを実感します。高専ロボコンは学校の中でも特に大きなイベントの一つですし、大学でも人とのコミュニケーションを重視したロボットの研究室は、私のいた学科の目玉でもありました。今でこそコンピュータ寄りの人間になりましたが、工学系に入ったきっかけの一つはロボットです。

今回紹介する川田テクノロジーズ株式会社は土木から建築ソフトウェアまで様々な事業を取り扱っていますが、その中の一つにロボット事業があります。NEXTAGEと名のついたロボットは、製造現場用途向けでありながら、人間と同じく顔や二本の腕をもっています。これは人と共存して働くことを念頭に置いて開発されたためで、一つの動きに特化させるのではなく様々な作業に対して柔軟に働くことが出来ます。このNEXTAGEはロボット製品としては主力となっており、2018年から現在まで4種類がリリースされています。展示会など外部露出も多いようなので、もしかしたらどこかの施設で見られるかもしれません。

人とのコミュニケーション又は機械的な作業、そのどちらかに特化したロボットはよく見られ、実際に開発もしやすいのでしょう。しかしその両方を合わせることで、人が楽しく働くためのロボットという新しい分野を拓いてくれるのが川田テクノロジーズです。最近はファミレスでもロボットを見ますが、私の職場でもロボットが働き始める日がくるのでしょうか。楽しく働くことができそうです。

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