昨今はあらゆる作業のデジタル化により、紙を利用する機会は少なくなっているかと思います。とはいえ速記性が求められる作業の場合は、個人的には紙とペンの方が楽にメモを取ることが出来る印象です(例えば電話対応をした際のメモ書きなどでしょうか)。実際には私たちのように文字を書いたりするだけの紙の消費が減っているのであって、工業的な用途ではまだまだ紙の需要はあるのでしょう。

今回紹介する阿波製紙株式会社は工業向けの膜やフィルターなどを製造しており、非植物性の炭素繊維やアラミド繊維などを利用したシートの開発を得意としています。壁の断熱材や、FRP材の素材の一つとして利用される他に、エンジンフィルターなどそのままの形でも利用されています。特に膜ろ過フィルターに関しては製品だけでなく水環境全体に対する事業部を設置しており、製造開発だけでなくより大きな視点で利用環境をサポートしているのです。

昨今の製紙会社・工場は製紙事業以外にもさまざまなことをやっているイメージがありますが、阿波製紙株式会社のもつ製紙技術の応用の幅には驚かされました。紙のように繊維状の物質をを利用した薄くて軽い素材は、より大きな製品や機械の構成パーツとして重要な役割を果たすということなのでしょう。素材や機械のサイズを小さくする方向の研究は様々な大学・企業で盛んなイメージがあるため、製紙技術を無機素材に応用できる阿波製紙株式会社は今後も重宝されることと思います。

この季節になると、スーパーやお店に入った瞬間、焼き芋のいい香りに誘惑されることがありますよね。大体のお店は入口付近に焼き芋を設置しているので、買い物カゴが空っぽなこともあり、ついついカゴに入れてしまいます。

さて今回紹介するのは、魅惑の匂いを引き出す焼き芋を作る機械を製造している「株式会社マルゼン」です。こちらの会社は、焼き芋機器以外にもホテルや飲食店で愛用されている1台で炒める、煮る、茹でるなどが行える多機能加熱調理機「スチームコンベクションオーブン」や中華料理の味方「中華レンジ」といった業務用厨房機器類を主に製造・販売しています。同じシリーズの業務用機器類でも様々な用途にあった形状、機能を持ったものの数も多く、また、オリジナルの厨房機器を特注することもできるため、多くの場所で愛用されています。

最初にあげた電子芋焼器に関しても皆さんがスーパーなどでよく見かけるものの多くが株式会社マルゼンの製品です。スーパーで焼き芋器を見る焼くスペースが上の段のもだと思いがちですが、実はこの電子芋焼器は下の台のような部分まで焼き芋を焼くスペースがあります。また、温度と時間設定も9ステップ、9メニュー保存でき、焼き芋以外もトウモロコシやじゃがいもを焼くことができるということで、家庭に一個置いておきたい気持ちがでてきますね。

皆さんも焼き芋を沢山食べたくなったら、株式会社マルゼンの卓上タイプの電子芋焼器を購入して、自分好みの美味しい焼き芋を調理してみてはいかがでしょうか。いい匂いに引き寄せられたご近所さんとの交流のきっかけにもなるかもしれないですね。

年末年始、皆さんはどのようにして過ごされるでしょうか。以前ゴルフ系のグッズを扱うお店でアルバイトをしていたことがあるのですが、年末年始は打ち納め、初打ちで特にゴルフ場や打ちっぱなしがにぎわう印象です。
今回はそんなゴルフ業界から、株式会社グラファイトデザインをご紹介します。こちらの会社はゴルフクラブの中でもシャフトと呼ばれる部分の製造を中心に行っている会社です。シャフトはクラブの棒の部分、といえばわかりやすいでしょうか。ボールを打つ面(ヘッド)と打つ人をつなぐ部分でもあるため、ゴルフクラブのなかでも非常に大事なパーツです。グラファイトデザインのクラブはカーボン製のものが多いですが、これらはすべて鉄の棒にカーボンのシートを手作業で巻き付けて製造しているそうです。プロ、アマチュア用問わず、全て1本1本手作りで作られるシャフトは、国内をはじめ世界中のプロゴルファーに愛用されています。
プロと同じモデルのパーツを使ってプレーできるってかなりわくわくしますね。こたつで温まるのもいいですが、思い切って外に出て運動する年末年始も良いかもしれません。それでは、良いお年を。

1日に仕事で最低8時間、趣味で2時間以上pcに向かっている自分なので、PC用品は多少お金を使ってもいいと思っている自分ですが、その中でも高級キーボードは憧れです。

静電容量無接点キーボードを使ってみたいと思っていますが、多少お金を使うにしても、いい値段するものがほとんどなので、ちょっと手が出ないと思ってしまっています。ボーナスが出るこの時期は実は買い時なのかもしれないですね。

今日はそんな静電容量無接点キーボードの製造を行っている東プレ株式会社について紹介します。

東プレ株式会社は1983年に静電容量無接点方式のスイッチを搭載した入力機器を業務用端末として開発し販売を始め、その入力機器が高い評価を受けたことから、PC用キーボードを開発し2001年から「REALFORCE」として個人用途向けに発売したそうです。

恥ずかしながら、静電容量無接点という技術が40年前からあることは知りませんでした。これからも東プレ株式会社は静電容量無接点技術の老舗として、高い評価を受け続けると思いました。

自分も次に買うキーボードはせっかくならREALFORCEを検討したいと思います。今使っているキーボードも残るのでどんどんキーボードが増えていきそうですが・・・。

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