まっさらなH2O

| 小ネタ! |

水道水が美味しい県、美味しくない県ってよく話題になりますよね。昔はあんまり違いが分からなかったのですが、やたらと塩素が強い感じがする水道水もある気がします。味覚が肥えてきたのか、単純に思い込みが激しいだけなのか…。

そんな水にちなんで今回は栗田工業株式会社をご紹介します。こちらの会社は半導体や液晶の製造に使用される、超純水を製造する装置や水処理用の薬品の製造を中心に行っている、水のスペシャリストです。普通の水道水にはミネラルや消毒用の塩素などが微量に含まれていますが、これらをある程度除去したものが純粋や蒸留水と言われるものです。この純粋をさらに高い精度で水だけの状態に近づけた、限りなくH2Oに近いものが超純水です。なんだかすごそうですね。製品の回路に残留した化学物質などは、この超純水を用いて洗浄、除去されるんだそうです。半導体分野の発展が急速に早まっている昨今は、特にこの超純水の需要が高まっていると言えますね。

ここまで純度が高い水に触れる機会はなかなかない(そもそもクリーンルームでないとお目にかかれないかもしれませんね)ですが、いつも私たちの身の回りにあるあらゆる電子機器はこれが無いと作ることすら難しいかもしれないですね。半導体業界を支えてくれる栗田工業の超純水に注目です。

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