こんにちは、aicoです。

今日はシスメックス株式会社を紹介します。

学校や職場での健康診断や病院での検査には、
レントゲンや心電図など身体を直接調べる「生体検査」と
血液や尿、細胞など採取された検体を調べる「検体検査」の2つがあります。

シスメックスは血液や尿、細胞を調べる「検体検査」に必要な機器やソフトウェアを製造する上場企業です。

検体検査には様々な種類がありますが、
シスメックスは特に血液中の赤血球や白血球の数・種類・大きさを調べる
「血球計数検査」の分野で世界シェアNO.1を獲得しています。
また、検体検査領域全体でもアジアで唯一世界シェアトップ10の中に入る企業で、
なんと世界170ヵ国以上で事業展開をしているんですよ。

私たちの身体の中の血液は体重の13分の1を占めていて
平均的な成人女性はペットボトル約2本分、男性は3本分に相当します。
血液の中身は、酸素を運ぶ働きをしている赤血球、
細菌やウイルスを攻撃して感染を予防する白血球、
けがをしたときにかさぶたとなって出血を止める血小板の細胞性成分と
不要物などを運ぶ液性成分の血しょうに分けることができます。

このように血液は生命活動を維持するために重要な役割を果たしているため、
一滴の血液からさまざまな情報を得ることが出来ます。

例えば、赤血球が少ないと酸素が身体にまわりにくくなり貧血を起こしやすくなります。
白血球は多いと身体のどこかに何らかの細菌やウイルスが侵入していて、
逆に少ないと身体の抵抗力が衰えていて感染症を興しやすくなっている証拠になります。

検査なんて受けなくても…と、ついつい思ってしまいがちですが
より早い段階で病気や体の異常に気づくためにも定期的な検査が必要ですよね。

では、また来週♪

こんにちは。

今日はちょっと変わった社名の第一稀元素化学工業について。

第一稀元素化学工業は自動車排気ガス触媒や燃料電池車向けなどの
ジルコニウム化合物シェアトップのメーカーです。
自動車に搭載されている酸素センサーについては、国内では
ほぼ独占供給をしている状態なのだとか。

もともと、「誰も手をつけていない物質を研究したい…何の制約もなしに」との
創業者の思いから、1955年に創業された企業なのだそうです。

当時ジルコニウムといえば非常に高価なもので、使い道がなく、需要がないため
手がける企業もありません。しかし、「物質」としては面白いから、という理由で
ジルコニウム化合物の特性解明とその応用開発を始めたそうです。
当初はジルコニウム防水材の販売からスタートし、塗料・製紙・窯業・光学材料・
電子材料・酸素センサー・ファインセラミックス……とどんどん用途も広がって
いったのだそうで。すばらしいですねー。

でもそもそもジルコニウムって??という私みたいな方!
同社のサイトに分かりやすく載っていたので、こちらをぜひ見てみてくださいね。
元素記号は40番の「Zr」です。

こんにちはー。hikaru です。

みなさん、家にちゃんと消火器置いていますか?
というわけで今日は消火器についてのお話です。

消火器には意外と古い歴史があり、日本に伝わったのは、
1872 年に京都で行われた西京博覧会にてアメリカ製のものが
出品されたのが初といわれています。

日本では、1895 年に、消火器の製造販売を行う、
丸山商会 (現・丸山製作所) が生まれました。
丸山製作所は現在も、消防機械や、これを生かした
農業用の噴霧器などを作っていますよ。

火が消える仕組み、ご存知ですか?
消火器は、以下の 3 つの作用により、火を消し止めます。
・冷却作用 … 燃えている物質の温度を下げる。
・窒息作用 … 酸素を断つ。
・抑制作用 … “燃焼” という化学反応を抑える。

現在最も普及しているものは、”加圧式 ABC 粉末消火器”
と呼ばれる、粉末の消火剤を用いたものです。

これは、日本の消防法で定義される、
・A 普通火災 … 紙や木が燃える火災
・B 油火災 … 油・ガスなどの火災
・C 電機火災 … 電気設備の火災
のすべてに対応した消火器の事です。

日本の上場企業では丸山製作所の他に、
株式会社モリタホールディングス
日本ドライケミカル株式会社
が、消火器を作っていますよ。

加圧式 ABC 粉末消火器の寿命は 8 年といわれています。
イザというときのために、自宅にある消火器の寿命を確かめてみてはいかがでしょうか。

それでは。

こんにちは、aicoです。

今日6月21日は1年で一番昼が長い日、夏至です。
夏に至ると書いて「夏至」。いよいよ夏ですね。
実は、夏至のある6月は1年で一番紫外線の強い季節。
一番暑い8月よりも夏至の6月の方が紫外線が強いって知っていましたか?
今日は曇りですが曇りでも晴れの日の70%ほどの紫外線が降り注いでいるんですよ。

日焼けやシミの原因となる紫外線は悪者なイメージが強いですが、
その紫外線を使った製品を作っている上場企業があります。
今日は株式会社ティーアンドケイ東華を紹介します。

ティーアンドケイ東華が作っているのは紫外線硬化インク(UVインク)という
印刷用インクです。
国内で約6割のシェアを獲得しています。

UVインクの特徴は乾く速度。
乾くのに時間がかかる普通の油性インクと違って
UVインクは紫外線を当てるとあっという間に硬化、表面に色が定着します。
そのため、アクリルやガラス、木材など様々な素材に印刷することが可能で、
なんと水(液体)や空気(気体)以外ならどんなものにでも印刷ができてしまうんだとか。

UVインクを使っているもので私たちに一番身近なものはお札でしょうか。
お札に使われているUVインクは肉眼では無色ですが、
ブラックライトの紫外線光に当てると発色します。
紙幣に押されている印鑑にはこのUVインクが使われています。
他にもパスポートやクレジットカードなどにも使われていて
偽造防止に役立っているんですよ。

まだまだじめじめとした嫌な天気が続きますが、
今日から夏が始まるんだと思うとワクワクしますね!
とはいえ、まだ8月が夏休みではないことがいまいち実感の湧かない
社会人1年目の私です。。

では、また明日♪

 

 

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