こんにちはー。hikaru です。
みなさん、家にちゃんと消火器置いていますか?
というわけで今日は消火器についてのお話です。
消火器には意外と古い歴史があり、日本に伝わったのは、
1872 年に京都で行われた西京博覧会にてアメリカ製のものが
出品されたのが初といわれています。
日本では、1895 年に、消火器の製造販売を行う、
丸山商会 (現・丸山製作所) が生まれました。
丸山製作所は現在も、消防機械や、これを生かした
農業用の噴霧器などを作っていますよ。
火が消える仕組み、ご存知ですか?
消火器は、以下の 3 つの作用により、火を消し止めます。
・冷却作用 … 燃えている物質の温度を下げる。
・窒息作用 … 酸素を断つ。
・抑制作用 … “燃焼” という化学反応を抑える。
現在最も普及しているものは、”加圧式 ABC 粉末消火器”
と呼ばれる、粉末の消火剤を用いたものです。
これは、日本の消防法で定義される、
・A 普通火災 … 紙や木が燃える火災
・B 油火災 … 油・ガスなどの火災
・C 電機火災 … 電気設備の火災
のすべてに対応した消火器の事です。
日本の上場企業では丸山製作所の他に、
・株式会社モリタホールディングス
・日本ドライケミカル株式会社
が、消火器を作っていますよ。
加圧式 ABC 粉末消火器の寿命は 8 年といわれています。
イザというときのために、自宅にある消火器の寿命を確かめてみてはいかがでしょうか。
それでは。