こにゃにゃちわ~。
明日からまたしても連休なので浮かれ気味です。
といいつつ、今日はお勉強ネタで行きましょう!
TOBというのは「株式公開買付け」のことというのは以前書きましたが
(参考記事:投資のEXITとは?)
夢真ホールディングスが行った、ちょっと特殊なTOBをご紹介します。
夢真ホールディングスは2005年に建設コンサルタント会社の日本技術開発
に敵対的なTOBをしかけました。
なぜに敵対的?というと、その前に夢真ホールディングスが日本技術開発に
業務提携を申し入れ、断われているので、ならば強引に!ということだったのです。
(なぜ断ったのか?それは「方針が違う」ということだったのだと思います)
でも、株式を公開している以上、こういうことはありうることなので、日本技術開発も
いろいろと買収防衛策を行ってはいたのですが、にもかかわらずのTOB。
対策していたのにTOB、というケースはこれが初めてだったので注目を集めました。
このまま買収されてしまったのか……というとそうではなく、
そこに例のホワイトナイトが登場!
同業のエイトコンサルタントが友好的TOBを実施、2006年7月に日本技術開発を
完全子会社としました。
そうそう、友好的でも敵対的でも自社単体での上場がなくなってしまうのが
TOB。やっぱり切ないですね。。
その後、エイトコンサルタントと日本技術開発は、
共同持株会社E・Jホールディングス株式会社を設立、上場。
会社間でも、まるで男女の仲のようなことが起こるんですね。
興味深いTOBの事例を見つけたらまたご紹介しますね!
ではでは、良い週末を。