雨の日に車を運転しているとき、濡れることなく目的地まで移動できる便利さを改めて実感することはありませんか?悪天候の中でも私たちが安心して運転できるのは、フロントガラスの雨を拭い、クリアな視界を確保してくれる「ワイパー」があるからです。今回は、この小さな部品で世界トップクラスのシェアを誇る、株式会社フコクについて紹介します。
株式会社フコクは1953年、ワイパーブレード用ラバーの生産からその歩みを始めました。その原点であるワイパーブレードラバーは、いまや世界シェアNo.1にまで登り詰め、文字通り「世界の視界」を支える存在となっています。
その後、ワイパー事業で培った高度なゴム成形技術や配合ノウハウを、自動車の振動を抑える防振ゴムやブレーキ部品、さらには建設機械の足回りパーツへと展開していきました。近年では、長年の研究で蓄積した超音波技術を応用し、医療機器や細胞培養といったライフサイエンス分野など、自動車の枠を超えた広い領域へと事業を広げています。
ワイパーラバーから始まり、技術力を武器に領域を拡大してきたフコクですが、すべての根底にあるのは創業以来の精神「Yes, We Do!」です。数多くの高シェア製品を生み出し続けている背景には、どんな困難な課題にも挑み続ける技術者たちの情熱があるのだと感じました。