こんにちは。最近、私の実家では改修工事が行われており、1日家に居る親は連日響く工事の音にうんざりしているらしいです。皆さんも工事の音や振動に悩まされたことが1度はあるのではないでしょうか?

 

今回ご紹介するのはそんな工事の音を軽減するために生まれた企業、株式会社技研製作所です。

 

1960年代、杭を地盤に貫入させる工事では杭の頭をガンガンと叩いて入れる打込み方式が用いられ、その騒音が社会問題となっていました。これを解決すべく立ち上がったのが技研製作所の創業者である北村精男さんです。1975年に技研製作所が実用化した「サイレントパイラー」は、画期的な「圧入技術」で騒音と振動を半減することに成功し、杭施工に革命をもたらしました。

技研製作所が今でも主力とする圧入技術とは、既に地中にある杭を掴むことで、反力を利用して静かに杭を地盤に貫入させる技術です。本来、杭に1トンの力をかけるにはそれ以上の機体重量が必要ですが、圧入原理を用いると機体重量の10倍以上の力をかけることができ、静かなだけでなく機体をコンパクトにできるという利点もあります。
また、打ち込まれた杭を掴む機構のために転倒することがなく、不安定な足場でも作業ができます。

先に挙げた強みを活かして技研製作所が行っている事業の1つとして災害復旧事業があげられます。2026年現在では、2024年に発生した能登半島地震の本復旧工事に取り組んでおり、液状化した湾岸部の工事などで圧入技術がその強みを発揮しているようです。

 

公害対策から設立され、現在も災害復旧に取り組んでいるということで、約50年にわたって設立当初の社会貢献に軸を置いた会社の在り方が継続している素晴らしい企業ですね。初志貫徹の姿勢を見習っていきたいです。

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2026年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930