最近スーパーでよく知った魚を見かけました。私が学生時代に北海道でよく釣り上げていた魚です。

気になって商品ラベルを見ると、やはり産地は北海道でした。

私は釣った魚を家まで持ち帰ることに苦労していた記憶があるので、北海道から東京までこの魚が運送されてきたことに一種の感動を覚えました。

足が速い生鮮食品でも当たり前のように手に入れることができるのは、食品物流網のおかげです。

今回は食品物流大手企業である株式会社キユーソー流通システムを紹介いたします。

キユーソー流通システムは全国に65箇所の拠点をもち、食品の特性に合わせた温度帯で食品管理をしている日本の食を支える会社です。

また名前から察する人もいるかもしれませんが、キユーピー株式会社の倉庫部門から分離・独立して誕生した経緯を持っています。

現在もキユーピーの持分法適用関連会社であり、キユーピーグループの物流を担っています。しかしキユーピーへの売上依存度は低く、独立性は次第に高くなってきているようです。

海外の物流網の構築にも積極的であり、近年はASEANへの拠点構築を進めています。

外部の需要を取り込み、成長を続けようとしていることが分かりますね。

アジア地域の物流需要は今後もさらに増加していくと思われます。海外にも食品物流網が伸びれば、今後の成長は加速するのではないでしょうか。

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