こんにちは。
今日は感染症対策のために、企業が「タッチレス」機能を搭載した新製品の開発を進めている、という記事を読みました。
感染症を予防するためには、空気感染、飛沫感染、接触感染などの感染経路をブロックするのが定石です。その影響か、マスクやアルコールといった感染予防製品の需要が増加し、供給が追いつかなくなっている現状があります。
記事内では、タッチレス機能を活用することで接触自体を抑制できる、感染症対策製品が複数紹介されていました。中でも注目したのは、オフィスビルなどのエレベーターのボタンをタッチレスにした事例です。従来のボタン式行き先ボタンに代わり、赤外線センサーを用いて、各フロアのボタンに触れずとも一定の距離内にかざすだけで行き先階が認識される仕組みになっています。
このセンサー技術を開発したのがエレベーター大手の「フジテック株式会社」です。もともと衛生管理の厳しい病院や成約工場等向けの製品として展開していた機能を、今回オフィスビルなどに横展開した形です。またこのタッチレスボタンを搭載した機種は標準で空気清浄機能もついているようです。空気・飛沫・接触のどの経路でも感染リスクの高そうなエレベーターという空間でも、これなら安心して乗れそうですね。