こんにちは。

今日は中国を中心に流行している新型肺炎の感染拡大が広がっている、というニュースを見ました。感染源やウィルスの特徴がまだつかめておらず、感染者数は増え続けているようです。既存の薬で効果がありそうなものを投与するなどの試みがされています。中国メディアの報道では、今回の新型肺炎の感染力は、過去に中国で大流行したSARSと同等、としており国際的な感染拡大も見込まれていることからWHOなども警告を発しています。

ですが今回の新型肺炎、一度治療法が確立されれば再流行の可能性は少ないと考えられています。理由は、今回の新型肺炎のウィルスはコロナウィルスというグループに属する「変化の少ない」ウィルスだからです。変化の多いウィルスの代表はインフルエンザウィルスです。インフルエンザが定期的に流行るのは、ウィルスの状態が前回から変化しているために「以前効いた薬が効かない」「体内で出来た抗体が機能しない」といったことが起きるためです。常に変化するものは強い、というのはウィルスからも知ることが出来ます。

コロナウィルスに対する薬剤を研究開発している国内メーカーは少なく、一方で「医療廃棄物処理」系の銘柄が注目されているようでしたが、そんな中、中国赤十字基金に1500万円の寄付を決定した大日本住友製薬をご紹介します。処方箋などで出される医療用医薬品のみを扱っており、薬局などで買える製品は作っていないのであまり聞き馴染みがないかもしれません。同社は、糖尿病や循環器、精神疾患系を中心にアレルギ-、感染症など豊富な製品群をもつ製薬企業で、希少疾患の研究に強みを持っています。

寄付金は第一線の医療関係者の需要に応じて、防護服、マスク、消毒液などの医療防具、設備に当てられるそうです。研究開発による中長期的な貢献は必要ですが、こうした感染拡大を早期に抑えるための貢献というのも同様に重要なことだと思います。「まずはなんとかしてあげよう」の精神が感じられました。

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