こんにちは。

今日のネタ探しでは、厚生労働省が事務職などのホワイトカラーの会社員の能力評価をするためのAIを開発する、という記事を見かけました。ブルーカラーと呼ばれる技術者達と違い、資格の少ないホワイトカラーは能力の客観的評価が難しいと考えられていますが、人材紹介会社と連携し、各社のノウハウやデータをAIに学習させ統合することで、より客観的な能力評価を実現し、転職を希望する人物と企業のマッチング制度を上昇させることができるそうです。
2019年度には、予備調査として人材紹介会社からのマッチングノウハウの聞き取りや、AIに学習させるデータの収集を行い、2020年度から本格的な開発を行うそうです。データには厚生労働省が雛形を公開している、労働者の職務経歴や免許・資格、学習や訓練の経歴や成果が記載された、ジョブカードを活用します。現在、人材紹介会社の多くは雛形を使って人材データを管理しており、AIの学習に必要な整理された大量のデータを効率的に調達できるとのことです。AIは、こうしたジョブカードや実際の転職結果などのデータを大量に分析し、ホワイトカラーの能力を評価する方法を考案したり、適性のある職種を掲示することができるようになると期待されています。

というわけで、今日はAI関連銘柄のひとつである、ソーバル株式会社を紹介したいと思います。
ソーバル株式会社は、組み込みソフトの受託開発、技術者派遣を主力とする企業です。ファームウエアやソフトウエア、さらにハードウエアの開発および評価に関するサービスを、従業員の特定派遣および業務請負により提供するエンジニアリング事業を主な事業として展開しています。キヤノン向け・ソニー向けのエンジニアリングに強みを持っており、M&Aに積極的です。自動運転技術の分野において、自動運転自体やADAS(先進運転支援システム)を補助するAIの組込みソフトウェア開発を行っています。組込みソフトウェア開発はソーバルが得意としている分野であり、画像処理やディープラーニングなどの技術で高い評価を得ています。

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