こんにちは。

今日のネタ探しでは、日本独自の防災システム「Lアラート」が海外進出する、という記事を見かけました。
Lアラートは、日本では地震や大雨の避難情報を携帯電話などに配信するため広く使われています。2019年度中にはまずインドネシアに納入するそうで、国際協力機構JICAとインドネシア通信情報省が、ODAを使って納入する契約を既に交わしたとこのと。2004年のスマトラ沖地震など、多くの災害に見舞われ防災強化が課題となっており、2011-12年度には日本の総務省が現地でLアラートの実証実験を行いました。Lアラートのシステムを構成するサーバや情報入力端末、防災行政無線などを供与し、地震計や各種センサなど、災害情報の収集に必要な機器の販売に繋げる狙いがあるそうです。
防災関連機器分野では日本メーカーが世界に先行しており、海外需要の掘り起こしを行い、インドネシアの後にもマレーシアなど、災害の多い東南アジアや中南米諸国に売り込む計画のようです。

というわけで、今日は防災関連銘柄のひとつである、シンクレイヤ株式会社を紹介したいと思います。
シンクレイヤ株式会社は、ケーブルテレビ事業者向けのシステム構築を行う企業です。ケーブルテレビにおける情報通信システム関連の設計・施工・保守・コンサルタントや、周辺機器の製造・販売、システム導入に関する情報の提供・教育などを事業として扱っています。最近では、主要顧客であるケーブルテレビ局の4K・8K衛星放送に向けたテレビ受信設備の改修や伝送路システムの光ファイバーへの移行や、防災・減災意識の高まりを背景にした地方自治体向け告知放送システムへの設備増強事業の好調により株価が上昇し、話題となりました。

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