データの流通

| 小ネタ! |

こんにちは。

今日のネタ探しでは、国内主要メーカーが連携し、設備稼働状況や品質検査などの製造データをブロックチェーンを介して相互に取引する仕組みを作る、という記事を見かけました。

IoTの取り組みの例として、工場内の湿度や温度、電流計など各種センサの出力データを収集・解析し、稼働状況や環境変化を分析することで故障や部品交換の時期予測を行ったり、工場間でそのデータを関連させ生産管理に活かすような動きは、数年前からありました。新たなシステムでは、これをより大規模に、国内規模で行っていくことになります。例えば、電機メーカーが電子制御型の工作機械の生産データを部品メーカーと共有すれば、より早く必要な部品の量産体制にはいることができるようになります。また、工作機械メーカーが納入先企業と設備の稼働データを共有すれば、部品の摩耗状況を把握し、交換が必要な時期を予測して事前に部品交換を行うことで、生産ロスをなくし安全で効率的な運用が可能です。
ブロックチェーン技術を基盤にシステムを形成することで、特定のサーバによるデータ管理に比べて製造ノウハウの流出など情報漏洩のリスクを抑えることができ、また運営コストも低減可能です。

というわけで、今日はブロックチェーン関連銘柄のひとつである、ルーデン・ホールディングス株式会社を紹介したいと思います。
ルーデン・ホールディングス株式会社は、元々は新築マンションの内装施工やマンション内装のリフォームを行う、室内コーティングの総合施工会社です。現在はそこからビル総合管理や不動産開発などへ多角化しています。最近では、ブロックチェーン技術を応用した「仮想通貨不動産決済プラットフォーム」の実証実験を行い、その有効性を示したことで話題となりました。

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