こんにちは。

今日は、自動車の安全技術に関してお話したいと思います。近年、自動ブレーキやオートクルージングなどの先進技術を搭載した自動車、ASV(先進安全自動車)が増えています。これらは、車両の取り付けられたセンサーやレーダーによって対象物を検知し、衝突や車線逸脱を回避したり、車間を維持したまま速度を自動制御する先進技術ですが、これら以外にも様々な機能が開発されているようです。

例えば、誤発進抑制制御機能。これは、駐車を行う際にブレーキを踏まなければならない状況で誤ってアクセルを踏んでしまった場合に、システムが自動的にブレーキ、エンジンの出力抑制などを行ってくれる機能です。駐車場から小売店舗に車両が突っ込むなどの事故が一時期聞かれましたが、この機能の搭載によって回避された事故は数多くありそうです。この機能は、一般乗用車タイプのASVでは一般的な機能のようですが、中には特定の利用に特化したASVというものがあるようです。

そこで本日は、新たな安全技術を搭載した大型バスを発表した「日野自動車株式会社」をご紹介いたします。タイトルは同社2tトラックのCMのフレーズですが、今日はバスの話です。同社が今月14日に発表した日野セレガは、前述した誤発信防止機能や前方レーダーによる衝突回避機能などに加え、ダッシュボード上のカメラで運転手の目の開閉状態や体の倒れ具合などを検知して自動ブレーキをかける機能が搭載された大型バスです。従来のバスにも、乗客が運転手の異常に気付いた際に押してブレーキをかけることができる自動ブレーキボタンは実装されていましたが、今回は完全自動でブレーキをかけることで安全性がさらに向上されているようです。

学生時代は旅行や帰省に何度か高速バスを利用したことがありましたが、最近は新幹線に頼ってしまいがちです。次に遠方に行く際には、安全技術満載の高速バスでゆっくり時間をかけて旅をするのもいいかなと感じました。

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