風が吹けば風が吹く

| 小ネタ! |

こんにちは。

今日のネタ探しでは、ソフトバンクグループ傘下で米携帯通信業界4位のスプリントと、同3位のTモバイルUSの合併について、反トラスト法違反として差止め要求の提訴がニューヨーク州などで行われたという記事を見かけました。米国の携帯通信量はこの10年間で28%低下しているそうですが、これをTモバイルUSとスプリントの競争のおかげであるとして、今回の合併は消費者の不利益になるという意味で反トラスト法違反としているのが各州の主張です。
5Gが実用段階に入り、米国携帯通信業界1位のベライゾン・コミュニケーションズと同2位のAT&Tは通信網の整備を競い合っています。スプリントとTモバイルUSは18年の合併合意時、5Gへの多額の投資によって上位2社を追い上げる方針を立てていましたが、このまま合併ができずスプリントの負債利払い負担が続けば、5Gへの投資が難しくなり、合併後の5G戦略自体の見直しが必要になる可能性もあるとのことです。今回の提訴でスプリント株は下落し、その影響は親会社であるソフトバンクグループにも及んでいます。

というわけで、今日は上記のGAFA規制から株価上昇が期待されうる銘柄として、コムシスホールディングス株式会社を紹介したいと思います。
コムシスホールディングス株式会社は、電気通信工事業界で首位であり、NTTの認定する総合電気通信事業会社における最大手企業です。NTTとの取引が大部分ですが、ドコモやKDDIなど携帯通信各社の工事も行っています。5G関連の基地局工事の受注が2020年3月期から本格的に収益に反映される見通しであり、5G関連の最有望注目株といわれています。

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