こんにちは。

今日は、戦時中に座礁した駆逐艦「菊月」の詳細な復元図面がGitHubに公開された、という記事を見たので、海軍の船の話をしたいと思います。日本海軍には様々な名前の船が存在したのですが、「○○型」という呼び名でグループ分けがされていました。今回話題にしている菊月は「睦月型」と呼ばれるグループの9番艦です。菊月は旧暦で9月のことなので、、わかりやすい命名ですね。睦月型は1920年代、佐世保や舞鶴、浦賀などで次々と竣工されました。当時の造船所は、造船会社となっていたり基地になっていたりと、現在も名残が残っているようです。

そこで今回は、数ある造船会社の中から「株式会社名村造船所」をご紹介いたします。同社は、タンカー、コンテナ船などの大型船舶の製造、修繕、設計等の事業を行う造船業者です。当時は国内でも有数の竣工数を誇っていた佐世保海軍工廠(造船所)の施設を継承した佐世保重工業を2014年に子会社化し、船舶建造の分野では国内3位のシェアを獲得しています。

最近のリリースでは、積載重量25万トンの鉱石運搬船を建造し、海外企業に引き渡しを行った、という実績が報告されていました。全長は330mと非常に大きな船体ですが、そのエンジンは、温暖化の原因ともいわれている窒素酸化物の排出が抑えられているなど、環境への配慮もされているようです。これだけ大きな船体にすごくロマンを感じるんですが、運搬用の船なので、店員は28名と少なく、、私の乗れるスペースはなさそうです。

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