こんにちは。

今日は日経で「レストランなどで紙皿を導入する」という記事を見ました。近年、正社員・アルバイトを問わず飲食業界の人手不足は深刻化しており、その解消手段として、紙を素材とした「皿」のニーズが高まってきている、というものでした。
一般的に紙皿というとピクニックやキャンプなどの際に使うものを想像しますが、飲食店で採用されているものは少しちがうようです。デザイン性が高く、料理を盛り付けてもしなることのない頑丈さを兼ね備えており、ビュッフェなどでも活用されている事例があります。実際に導入したレストランでは、食器洗いや後片付けに充てていた人員を他の業務に充てることができるので、非常に役立っているようです。一方で、使い捨てとなると環境に悪いのではないか、という意見もあると思いますが、こちらは製造技術の発達により、自然に土に還るよう配慮がされています。

こうした紙食器への移行は世界的なトレンドにもなっています。人材不足というもの理由の一つですが、プラスチック容器への依存脱却という面もあるようです。世界的な需要増に対応するため、国内製造者も開発に注力しています。そこで本日は、「日本製紙株式会社」を紹介いたします。日本製紙株式会社は日本製紙と大昭和製紙が統合して発足した総合製紙メーカーで、洋紙を中心に様々な紙製品などの製造販売を行う紙パルプ事業を展開しています。最近では、飲食店向けに紙製のストローを開発するなど、「紙でできることは紙で。」をスローガンに、積極的な紙への代替を提案しています。

 

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