1.5TBの衝撃

| 小ネタ! |

こんにちは。

先日、新型の「Mac Pro」発表のニュースをご覧になった方はいますか? Mac Proは一般向けというよりクリエイターなどのプロ向けのデスクトップPCとして販売されているapple社の製品で、映像編集などの重い処理にも対応できるよう、ハイスペックな構成になっています。私がリリースで驚いたのは最大DRAM容量で、なんと1.5TB。。ストレージ容量じゃないですよ、メモリ容量です。しかしながら、メモリスロットは12レーンとそこまで驚く量でもありませんでした。12レーンで1.5TBとなると1枚あたり128GBです。むしろ私は1枚で128GBのDRAMがあることに驚きました。128GBともなると1枚の価格が40万ほどになるそうです。。12本刺したらそれだけで500万近くなります、ロマンがあっていいですね。

そこで本日は、メモリの中でも動作テストの分野から、「株式会社アドバンテスト」をご紹介いたします。株式会社アドバンテストは、主に半導体・部品テストシステムの製品の製造販売を行うメーカーで、前述のようなDRAMの動作検証を自動で行う「メモリテスター」の分野では世界トップクラスのシェアを獲得しています。製品群の中には、-40~150℃という広範囲の温度環境で動作テストが行える装置というものもありました。車載コンピュータなどに搭載される基板のテストではそういった環境での動作保証が必要なんだそうです。

私たちが普段使うようなPCに1枚実装の128GBメモリが搭載される時代はいつやってくるんでしょうか。

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