こんにちは。
今日のネタ探しでは、世界で個人情報保護の規制が強化され始めた、という記事を見かけました。昨年施行の欧州での一般データ保護規則(GDPR)に続いて、2020年1月には米カリフォルニア州で消費者プライバシー法(CCPA)が施工されます。規定そのものは欧州より緩やかでも、改正作業が2019年秋まで続くとみられており、最終的な状況はわかりません。準備期間が短いこともあり、GDPR施行時より影響が大きくなる可能性もあるとのことです。
現在のところCCPAでは、個人データを集める際に事前通知があればよく、個人の同意が必要となるGDPRと比べて規制が緩いとされています。しかし、個人情報保護への関心が米国全体で高まりつつある今、他の州でも同様の法律が作られる可能性は高く、さらにはCCPAを手本に連邦法が策定される場合も視野に入れた対策が、企業には求められています。CCPAでは不適切な管理によってデータが漏洩した場合、消費者が損害賠償を企業に請求できることになっており、集団訴訟となれば高額な賠償金が必要になるため、米国企業だけでなく、米国事業に関わる多くの日本企業も対応を迫られています。
というわけで、今日は情報セキュリティ関連銘柄として一覧に挙がった、NECネッツエスアイ株式会社を紹介したいと思います。
NECネッツエスアイ株式会社(NESIC)は、NECグループのネットワーク通信工事及びシステムインテグレーションにおける中核会社であり、売上の多くを通信インフラ設置工事で占める、通信工事および保守会社です。