こんにちは。
今日のネタ探しでは、大多数の消費者を対象とするマス向けビジネスが転機を迎えつつある、という記事を見かけました。低価格の大量生産品は、シャンプー市場では2010年に全体の8割を占めていたにもかかわらず、2018年の調査では5割にまで減少していたとのこと。代わってより高価格帯の商品が占める割合が増えつつあり、これは値段が多少高くとも自分に合った商品を求めるスモールマス市場の台頭が原因らしいです。製造は外部に委託して企画・開発に特化し、SNSなどデジタル技術で顧客個人のこだわりを分析し、「自分らしい」商品を提供します。特設サイトで髪質やクセ、香りの好みなど複数のアンケートに回答してもらい、数千通りの組み合わせから最適な1品を提供するようなサービスも展開されています。
というわけで、今日は花王株式会社を紹介したいと思います。洗剤業界では国内1位、化粧品業界では2位の化学製品メーカー最大手です。