今日のネタ探しでは、ゼネラル・エレクトリック(GE)が、三菱商事系と提携して日本国内で金属用3Dプリンタの販売を本格化しようとしている、という記事を見かけました。3Dプリンタ自体の販売だけでなく、製造受託も展開するつもりのようです。GE自身が3Dプリンタを現場で活用しており、蓄積したノウハウを活かした事業ということになります。
というわけで、今日は三菱商事株式会社を紹介したいと思います。
五大商社の一角、財閥系、鉛筆とは無関係、くらいは知識としてありましたが、調べてみるとその規模に改めて驚かされます。子会社1008、関連会社446という数字は中々見ないものではないでしょうか。事業領域も多岐にわたり、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティなど、事業をグループ分類するだけでも大変です。
樹脂用の3Dプリンタなら見たことあるんですが、金属用の3Dプリンタはありません。特許のついた特殊なレーザ系技術で成型するので、どうしても大学の小規模な研究室レベルでは手がでません。NC旋盤やマシニングセンタが駆逐される日がやがて来るのでしょうか。精度と材料制限が、3Dプリンタがヤツらにとって代われない理由ですからね。金属用製品がもっと洗練されれば可能性はあると思います。