こんにちは。
本日は、日本曹達株式会社についてご紹介させていただきます。
日本曹達は、化学製品の製造・販売を主な事業とする企業です。
にほんそーだと読み、通称「にっそう」と呼ばれています。
1913年に創立者の中野友禮が、電解法ソーダの特許を取得をしたのが始まりでそれが会社名に結びつけられています。
主力事業であるアグリビジネス(農業化学品事業)は、1950年代に農薬分野へ事業を展開して以来、効力と安全性を追求した各種農薬製品を提供しており、殺菌剤「トップジンM」は、1971年の発売以来のロングセラー商品として有名です。
他にも、1920年の創業当時から、カセイソーダ、塩素を中心とする各種の基礎化学品を供給し続けているクロールアルカリ事業や幅広い用途のある「液状ポリブタジエン」など、供給するメーカーの少ない特徴的な製品を製造する機能性化学品事業などがあります。
調べていて面白いなぁとおもったのが、社章でした。
日本曹達の社章は雪像の「雪うさぎ」。
6つの頂点を持つ環で囲んだもので、伝統のある企業からは創造しにくい可愛らしく童心のあるデザインとなっております。
エピソードとして、創業初期に「製品につけるマーク」を議題として取り扱っていた会議中に白い野ウサギが突然舞い込んできて、駆け抜けていったというハプニングがあったそうで、その出来事と創業当初の主力製品であった「さらし粉」「苛性ソーダ」の高純度を象徴する純白性と絡めて考案されたそうです。
普段は、社章に目がいきませんでしたがこれからはどんなマークなんだろうと目が向けてみようと思います。