こんにちは。毎朝出社する時刻になると道沿いのカフェで出勤や通学前のひとときを過ごす人々が目につきます。地方に住んでいた頃はそのようなお店自体が大変少なかったので東京に来たころはびっくりしていましたが、今ではそのような光景も見慣れたものとなってしまいました。そう思えるほどそういったお店の拡大はすさまじい速さで進んでいきます。さて今回は日本でのカフェ文化の発展に大きな貢献をしてきた企業を取り上げます。株式会社ドトール・日レスホールディングスです。
株式会社ドトール・日レスホールディングスは、1972年にカフェ・コロラドを初の店舗として出店しました。ドトール・コーヒーが登場したのは1980年であり、とは言え想像していたよりもずっと昔から存在するショップだったのだなぁと第一に感じました。1999年になるとエクセル・シオールカフェが営業を開始し、コロラド、ドトール、エクセルシオール・・・etc.とそれぞれ異なるムードのカフェショップが立ち並ぶに至りました。
ドトール・コーヒーのおいしさへのこだわりについてですが、ドトール・コーヒーが商品を提供する際において最優先しているのは何よりもまずクオリティです。ハワイにあるコナに代表される世界約20ヵ国からコーヒー豆を調達しており、「味のブレを防ぎ、高いレベルで品質の安定を図るため、3パターンの指定買いをしてい」るそうなんです。一つ目は、同じエリアで生産される豆を指定する「地域指定」。二つ目は、同じプランテーションの豆を指定する「農地指定」。三つ目は、ドトール・タイプの味を指定する「味指定」となっています。前述したように製品の質へのこだわりは相当なもので、ドトール・ブランドにふさわしい味を演出するために豆の外観、味ともに何度もリクエストを出してはチェックを重ね、厳しい審査を通過した豆だけが私たちの手元に届けられるのです。
ドトールの入り口付近にはそのこだわりの豆が展示されていたような気がします。その場で豆を購入し自宅でコーヒーを楽しむという贅沢なひと時を過ごすのも良いのではないでしょうか。