こんにちは。
本日は、非鉄金属(アルミニウム・銅)等の加工・製造販売を行っている
株式会社UACJを紹介いたします。
UACJは、古河スカイ㊑と住友軽金属㊑が2013年10月に合併してできた会社です。
缶の素材やアルミニウムタンク向けの厚板などに使用される
アルミニウム圧延品(板製品)の生産能力は年間100万トンにも及び国内では最大手、世界3位という業績を誇っています。
UACJのアルミ生産技術は、東京スカイツリーにも使われています。
東京スカイツリーの中心部の外壁面と展望台には
大型の接着アルミハニカムパネルというものが使用されています。
これは、軽量で剛性が高く、耐食性(腐敗しにくい)にも優れている為
大型の超高層構造物には最適なパネルだそうです。
大型建造物にアルミが使われているというのは意外でした。
アルミは缶に使われているイメージがあり、弱い素材だと思っていたのですが
そもそもアルミニウムという素材は、軽くて加工がしやすく強度もある素材で
他にも電気熱伝導率が高いなど色々な素材としてのメリットがあります。
単位当たりの強度に関しては、鋼や銅よりも強く航空機や宇宙機器等にも使用されています。
当たり前の話ですが、加工次第ではジュースの缶になったり宇宙に飛んで行ったりと
同じ素材でも加工次第で用途のギャップが激しいなと思いました。