こんにちは。

今朝の日経新聞に、シャープがどんな形にもできる液晶パネルを開発したとの記事がありました。
なんでもこの新型液晶パネル、カーブを付けたり穴をあけたりすることが可能なんだそうです。

現在の液晶は、パネルを囲う外枠の中にある半導体から各画素に信号を送って画面を動かしています。
そのため形がおのずと四角形に限られてしまっていますが、今回シャープが開発した「フリーフォームディスプレイ(FFD)」と呼ばれる液晶は、新しく開発された超小型半導体を画面の中に埋め込まれているため、外枠が不要。
そのため形を自由自在に変えられる、というわけです。

シャープはこの製品で、まずは自動車業界への進出を狙っています。
この製品によってあらゆる形の液晶パネルが車の内装に使えるため、デザインの自由度が格段に上がります。
17年度の実用化を目指して、既に国内外のメーカーと納入に向けた交渉をはじめているそうです。
また、ウェアラブル端末への採用も目指しており、さらには外枠の無いテレビやタブレットなどの商品化も可能になります。

四角くない液晶パネルというのは、いままでありそうでなかったものですね。
この製品が本格的に商品化されれば、上記の製品はもちろん、看板や店舗の内装など、あらゆるもので利用されることと思います。
街の景色にも、少なからず影響があるのではないでしょうか。
いまから楽しみです。

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