こんにちは。
突然ですが、皆さんはスマートフォンをお使いでしょうか。
2008年のiPhone3G発売を皮切りに急速に普及したスマートフォンですが、日本ではいまや保有率が55.2%にまでなっているそうです。(参考: スマホ保有率は55.2%で半数超え、男性50.1%、女性58.9%~博報堂DY調査 )
大学に入学したばかりのころ(2010年)に知人がiPhone3Gを購入したと聞いて驚きましたが、4年経った今ではそれが当たり前になって、むしろフィーチャーフォンを使っている方が珍しい、とまで感じるようになりました。
IT技術は、本当にめまぐるしく変化・成長していきますね。
さて、その利便性から利用者数が拡大の一途をたどるスマートフォンですが、欠点が一つもない、というわけではありません。
きっと誰もが一度は感じたことのあるであろう、電池の持ち時間の短さ。
スマートフォンはフィーチャーフォンより用途も広く、できることが圧倒的に多いですが、だからこそ消費電力が高くなってしまっています。
一日電池が持たないから充電器が手放せない、という方も多いのではないでしょうか。
そんな不便を解決しようと、東芝と日立製作所がそれぞれ開発を進めています。
東芝は省電力メモリを開発することで、日立はメモリの使い方を工夫することで、それぞれ約2割の省電力を実現しました。
10時間しか持たなかった電池が12時間持つようになるというのは、なんともありがたいことです。
特に仕事でスマートフォンを使い、かつ外出の多いビジネスマンにとっては、切実な問題でしょう。
東芝は16年をめどに、実用化を目指しています。
また、日立はその技術でサーバの電力消費を抑える研究を行っています。
この技術が実用化されれば、データセンターなどの大幅な省エネになることが期待されます。
サーバが大量に設置されているデータセンターで2割も消費電力を抑えられたら、とても大きな省エネになりますね。
こちらは20年をめどに開発が進められています。
新技術によってますます快適に情報がやり取りできるようになるのが楽しみです。