こんにちは
昨日のブログで芦ノ湖スカイラインまわりを調べていたら
「箱根山戦争」というのを見つけたので今日はそれを紹介します。
箱根山戦争は日本の高度経済成長期のど真ん中、
第二次世界大戦後から昭和43年にかけて繰り広げられた
西武グループと小田急グループの輸送シェア争いです。
箱根山戦争の主役は
西武グループの堤康次郎、
小田急グループの安藤楢六、
小田急のバックにいた東急グループの五島慶太です。
とっても簡単に言うと、箱根という非常に有名な観光地において、
鉄道や芦ノ湖の観光船、ロープウェイ、ケーブルカーなど、
どちらのグループもそこからの収益を見込んで縄張り争いをした、ということでしょうか。
ということでまとめると、
○西武グループは
箱根プリンスホテル
芦ノ湖遊覧船
伊豆箱根鉄道・・・などなど
○小田急グループは
箱根ハイランドホテル
箱根観光船
箱根ロープウェイ、箱根ケーブルカー
小田急小田原線・・・などなど
また、箱根といえば小涌園もありますが
こちらは藤田観光株式会社の運営ですよね。
箱根山戦争を題材とした「箱根山」(著:獅子 文六)という小説もあるようです。
読んでみようかな。