こんにちは
先日音姫な小ネタでTOTOとINAX(住生活グループ)を紹介しましました。
どう見ても水まわりの事業でライバルなこちらの2社ですが、
一体どんな関係なのでしょうか。
一時期流行ったのが、
INAXとTOTOを逆から読むとANI(兄)とOTOT(弟)で、
実は創業者が兄弟、なんてありましたよね。
でもやはり、関係はあるんです。
実はTOTOもINAXも、森村グループであったこと、
会社設立時にノリタケカンパニーリミテッドの初代社長、
大倉和親氏が関わっていることなど。
INAXは元々は森村財閥のタイル部門会社、
そしてTOTOは衛生陶器(洗面台や便器)の製造会社として出発したのだそう。
証券コードで見ても、ノリタケ(5331)、TOTO(5332)、INAX(5336注:上場廃止)と
割と近い番号で続いていますよね。
ウィキによれば
森村グループの歴史から言えば、TOTOのほうが本流にあたる。これは、TOTOが森村グループの日本陶器から分かれて設立された企業であったのに対し、INAXは元々伊奈家の個人事業(伊奈製陶所)から出発し、法人化に際して森村グループ入りしたという経緯があるためだ。しかもTOTO設立のほうが、INAX法人化よりも古い。
とも書いてあります。
それにしても、ライバルという関係があったからこそ、
現在のトイレの存在価値の向上があったのには違いない、と思う今日この頃です。