社会人になった今では、あんまりお世話にならなくなったシャープペンシル。
学生の時は、かわいいシャーペンや書きやすいシャーペンを求めていっぱい集めていました。
そんななじみのあるシャーペン。
現在のノック式のシャーペンが発売されたのは、今から95年前の1915年。
発明者は、日本人の早川さんという人です。
この方の本業は、金属工業の社長さんで、その傍らでノック式のシャープペンシルを発明したのだそうです。
そのノック式のシャーペンは、『エバー・レディ・シャープ・ペンシル』という名前で販売し、欧米で大ヒットしたらしいです。
そんな時、1923年の関東大震災によりシャープペンシル工場を焼失し、家族もすべて失った早川さんは、大阪で再起をはかるため、かつて自らが生み出したヒット商品である『シャープペンシル』から名前をとって現在の家電業界で有名な『シャープ』を創業しました。
『シャープ』は、創業後日本で初めての電子レンジや電卓などを開発。
今では、誰もが『シャープ』の名前を知っているくらい大企業に成長しました。
シャーペンも電子レンジも電卓も私たちの生活の中で今でも大活躍していますよね!
そう考えると創業者の早川さんはヒットメーカーだったんだなぁ~と思います。
ちなみに日本ではおなじみの『シャープペンシル』は和製英語で、日本と韓国以外通じません。
英語では、『mechanical pencil』というそうです。