こんにちは。
今日はダンボール製造を主な事業としている、大村紙業株式会社をご紹介します。
ダンボールと言えば、レンゴーとトーモク、王子製紙などでシェアを占められているのかと
思っていましたが、中堅どころもけっこうあるようで、大村紙業はそのひとつ。
特徴としては、地域密着型、多品種、小ロット、短納期というところだそう。
ダンボールって、どちらかというと決まりきったものを作っているというイメージでしたが、
よくよく考えてみればサイズも様々だし、それぞれの会社や商品の名前などが印刷されているし、
上記のような特徴があるのはいいですね。
例えば、うちにはよくおばあちゃんから荷物(みかんとか)が送られてくるのですが、それには
「あしきた」という熊本県の地域の名前が印刷してあって、これを大ロットでつくっているとは
思えない・・・いや、わからないですけどね!
多品種、小ロット、短納期のダンボールというニーズはそこかしこにあるんだな、と。
また、同社はリサイクル技術やアイディアを生み出す企業でもあります。
ダンボール→古紙→再びダンボールというリサイクルの推進などには積極的に取り組み、そのうえ、
現在問題となっている発砲スチロールの代わりとなる緩衝材の開発や、プラスチックトレーを
再生可能な紙へ転換するアイディアなど、再利用と環境汚染防止の双方に役立つ工夫を
つねに心がけているのだそう・・・
これで、新たなニーズが生み出せるとしたら、まさに一石二鳥ですね。
ネットで注文、宅配便で受取、というニーズは年々増えてきているように思うので、
ダンボール業界の未来は明るい気がしてならないなあ、ほんとに。
では今日はこのへんで。
また明日。