» 2025 » 8月 » 22のブログ記事

2011年東日本大震災の時や2020年のコロナの時期に作業者、医療従事者の映像を見たことがある方も多いと思いますが、普段あまり「防護」を意識する場面はそれほど多くないと思います。しかし災害や感染症流行の際には、見えない脅威から私たちを守る術として防護服が活躍します。今回はそんな防護服を製造販売する企業を紹介します。

今回紹介するのはアゼアス株式会社です。アゼアスは、防護服や感染症対策用品、災害用資機材の販売・開発を通じて、日本の医療・防災の現場を長年支えてきた企業です。たとえば、ウイルスや化学物質から身を守る防護服は、医療現場だけでなく、化学工場や災害時の現場でも不可欠な存在です。アゼアスでは、海外メーカーとの連携や自社ブランド開発も行い、幅広いニーズにこたえられるラインナップを取り揃えています。例えば、防護服領域では視認性の高い防護服や従来よりも燃えにくい防護服の開発をおこなっています。

私たちが安心して暮らせる日常の裏には、災害や感染症、さまざまなリスクに備える企業の努力があります。アゼアス株式会社も、そのひとつとして、あまり表には出ませんが確実に社会を支える「守りのプロフェッショナル」として活躍していることが分かりました。

コレットチャックって知っていますか?コレットチャックとは工作機械などで、加工物た、切削工具を固定するための部品のことです。調べて画像を見てもらうとすぐわかるかと思います。私は工業系の高専を卒業したのですが知りませんでした。

本日はそんなコレットチャックを製作している株式会社エーワン精密についてです。精密な加工をするための部品であるコレットチャックですがここがズレていると全てズレてしまいます。各種様々な機械で使用できるように一本単位でオーダメイドで短期間で作成しているそうです。また、他にもドリルの先端部分などの再研磨も行っており、社名にもなっている精密さを売りしているようです。

こういった部品は機械でものづくりを行う現代に欠かせない部品担っていると思うので、10ミクロン保証などすごく細かい数字での加工技術を今後も活かしてほしいです。

最近注目されている“バイオベースプラスチック”をご存じでしょうか?石油を原料とせず、植物など再生可能な資源からつくられるため、製造段階でのCO₂排出削減や廃棄後の環境負荷低減に貢献できる素材です。食品容器や衣料、日用品など、実は私たちの身近なところで少しずつ使われ始めています。こうした新しい素材の広がりは、持続可能な社会に向けた大きな一歩だと思います。

今回紹介するユニチカ株式会社は、1889年に尼崎紡績として創業し、日本の繊維産業を支えてきた老舗企業です。現在はポリマー、パフォーマンス材料、繊維・テキスタイルの3本柱を展開する総合素材メーカーとなっています。

この会社はナイロンやポリエステルのフィルム・プラスチック製品に加え、バイオマス由来のTerramacといった環境配慮型材料を積極的に開発しています。また、吸湿発散や冷感、難燃性、植物由来の100%ナイロンなどを備える独自素材を展開し、特にスポーツウェアや制服、生活雑貨にも応用できる高付加価値材料を自社で開発・供給しています。

時代とともに変化するニーズに柔軟に応えながら、伝統ある素材づくりを進化させるユニチカの姿は、素材で未来をつくる姿だと思います。 どんな素材にも、手に取る前には目に見えないストーリーや思想が詰まっていることを、改めて感じますね。

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031