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ハードとソフト

| 小ネタ! |

今週紹介するのは株式会社フィックスターズです。

株式会社フィックスターズはソフトウェア開発を行っている企業ですが、ただソフトウェア開発をするだけではなさそうです。株式会社フィックスターズは高速なソフトウェアを開発するエキスパートであるという強みを持っているそうです。ソフトウェアを開発するために、ソフトウェアに知識だけではなくハードウェアの知識をを合わせるとことでハードウェア選定を含むシステム設計コンサルティングを提供しハードごとの特徴や開発ツールを使いこなしてより高速なソフトウェアにするそうです。また、アルゴリズムを調整し不足していれば拡張し、要らない部分があれば削減する。このようにすることでさらに高速化を図ります。私も学生の頃にアルゴリズムについての授業を受けたことがあるのですが、大変難しいものでした、株式会社フィックスターズはそれに加えてハードウェアまで加味して考えるというのは恐ろしいですね。

株式会社フィックスターズの事例として通販向け物流倉庫の人員最適化・車載用デバイスの性能評価・FXの高速取引システム・自動運転システム・乳房超音波検査リアルタイム解析などがあります。最近では、米国スタンフォード大学Weissman Labと骨髄・幹細胞領域の共同研究を開始したそうです。

2度目となりますが、ソフトウェア開発においてハードウェアの仕組みを理解しながら開発するというのは本当に尊敬しますね。圧巻です。

社会人になってから忙しくなったせいか部屋がどんどん散らかっています。ものが増えているからというのもありますが、それ以上にものを片づけたり処分したりする時間がないというのが一番大きな要因だと思われます。もともと部屋に収納があまりなかったので、不必要に服やガジェットを増やさないようにしていたのですが、さすがにそろそろ収納を増やさないとだなんて思う今日この頃。

さて、手っ取り早く収納を増やす手段としてよく利用するのが衣装ケースです。導入・処分コストが低く、重ね置きができてスケーリングがしやすいという高効率の塊みたいなものなのですが、私はその中でもフィッツシリーズを愛用しています。

そんなフィッツシリーズを開発、生産しているのは天馬株式会社です。こちらの会社は家庭用・オフィス用のプラスチック製品の製造のほか、射出成型技術を中心とした工業用プラスチック成型加工品の受諾製造などを行っています。前者では前述のフィッツシリーズをはじめ、デスク周りの収納ケースや物干し、ハンガー、さらにはカラフルな折り畳み式の踏み台まで様々なラインナップがあります。後者ではCD・DVDのケースや自動車部品、そしてビール瓶を入れるケースなどを生産しております。特にビール瓶ケースについてはアサヒビールと親密な関係であることから、同社の主力製品アサヒスーパードライの躍進と連動し天馬株式会社に業績に貢献しているそうです。

それにしてもフィッツプラスという、通常のタンスと比べて遜色ない衣装ケースまで製品化されてるなんて知りませんでした。衣装ケースって便利な反面、見た目は地味目なものが多い印象だったので、これならインテリアにこだわりたい人も積極的に選べそうです。

みなさんはコークスという言葉をご存じでしょうか。コークスとは石炭を蒸し焼きにして炭素部分だけを残した燃料のことで、さまざまな産業の基盤となる製鉄や非鉄金属の精錬に欠かせないものになります。自分自身最近になって初めて聞いた言葉でした。掘り出したばかりの石炭を燃料として用いると含有する硫黄分が鉄の品質低下を招くため、高炉の燃料にはコークスが用いられるようです。

このコークスの精製を専業としたメーカーは日本に2社しかなく、その1社が「日本コークス工業株式会社」です。
コークスは製鉄に必要不可欠な素材ですので鉄鋼メーカーはもちろん、自動車などの部品製造にも使用されています。また、コークス精製で抽出される副産物には水素やアンモニアがありますが、それらの活用を目指したカーボンニュートラルへの取り組みも行われています。

日本コークス工業では以上のコークス事業の他に、化工機事業と燃料・資源リサイクル事業を展開しています。
化工機事業では粉体技術を駆使して素材を生み出す機械の設計開発を行っており、チョコレートなどの食品やスマートフォン、電気自動車のバッテリー、医薬品など様々な業界のものづくりに使用されています。粒子設計の最高峰と称されている「FMミキサ」の販売台数は、業界最多の12,000台以上に登るようです。

明治時代から石炭採掘事業を通して日本の近代化に貢献し技術を発展させてきた今、製鉄だけでなく生活に必要不可欠な様々なモノづくりを支える企業となりました。石炭というものが身近なものとは感じなくなった今日ですが、その石炭にまつわる技術が磨かれ活躍していることは我々も知っておくべきことなのではないでしょうか。

私の友人にイヤホンを自作するほど音響にこだわりを持っている人がおり、一度聞き比べをした際に初めて音響機器の違いを知ることができました。それまでイヤホンは何でもいいかなと思っていましたが、音響に少しこだわりを持つようになったのはそれからだったと思います。

近年はBlueToothのイヤホンを付けている人が多いですが、電子レンジの周波数に干渉されてしまったりと不便なところもあるので、音楽ライブなどプロの現場ではやはり有線が使用されています。

今回はその音響機器などのケーブルやコネクタ、IP機器を扱うカナレ電気株式会社を紹介いたします。

カナレ電気は主にテレビスタジオやスタジアムで使用されるケーブル・コネクタに強さを持っています。ケーブルとコネクタを同時に提供できる企業は少ないためトップブランドとして広く確立しています。ケーブルだけでもLANケーブル、オーディオケーブル、さらにシールド付きのものであったりと他にも多くの種類が存在します。製品のラインナップから対応できる幅の広さがうかがえますね。

電子機器性能の向上やアナログからデジタルに変化した時代、そして光伝送技術が生まれるなど多くの変化がありましたが、その変化に対して変わるニーズを理解し製品づくりで答えてきたカナレ電気の対応力には目を見張るものがあります。

これから来る様々な変化にも対応し、確固たる地位を確立し続けるのではないでしょうか。

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