夢のマイホーム、皆さんはどのような家に住みたいですか。人それぞれの好みがあるかと思いますが、近年では頑丈な家が人気があるようです。
私も平成27年の鬼怒川の堤防が決壊した際のニュースで、ヘーベルハウスの住宅が濁流に流されることなく耐えたことを印象深く覚えています。
へーベルハウスは旭化成ホームズのブランドの総称であり、基礎が鉄筋コンクリートの鉄骨造の住宅だそうです。頑丈さにも納得がいく構造ですね。
この鉄骨造を得意とするハウスメーカーは他にも存在しています。今回は鉄骨造に強みを持つハウスメーカーでも大手の、大和ハウス工業株式会社を紹介いたします。
大和ハウスはハウスメーカー業界売上1位、CMでもよく知られている有名な会社かと思います。
主に住宅、商業施設、物流施設の設計・施工や管理を事業としており、それ以外でもエネルギー関連や高齢者福祉関連事業など様々な事業を展開しています。
ハウスメーカと聞くと売り上げに占める住宅の割合が大きく感じてしまいますが、事業を多角化している影響でその割合は2割程度にとどまるそうです。
これは住宅市場の変化に向けて着々と事業多角化を進めた成果とのことで、将来の人口減少による戸建て住宅市場の縮小への対策となっていきそうです。
近年ではゼネコンやマンションなどの分野でM&Aを進めており、企業グループとしては住宅業界の中でも異彩を放つ規模となってきています。
本業である住宅関連事業にとどまらず、建築業界全体やその関連分野に幅広く対応する。もはやハウスメーカーの域を超えた巨大企業なのではないでしょうか。