連日、電気料金の値上げがニュースになっています。
原因は石炭や液化天然ガスの輸入価格が高騰しているためであり、電力の大半を火力発電で賄っている日本では大きな影響が出ています。
このような状態になってくると、生活の中で消費する電力のことを気にかけるようになるので電気の重要さを実感できますね。
電気は当たり前のように供給されているインフラの一部ですが、これは電力会社が電気の供給を続けてくれているためです。
そこで今回は主に北海道のインフラを支える電力会社の一つである、北海道電力株式会社を紹介します。
北海道電力株式会社は寒冷地の厳しい自然条件下で、電力供給を行っている会社です。
寒冷地では冬季に積雪があり、送電線や送電用の鉄塔へ物理的な負荷がかかります。すると鉄塔の倒壊などで停電が起こり電力の安定供給が難しくなります。
そこでこちらの会社では送電線に雪がつきにくくなる技術の開発・実用化が行われました。
この技術によって冬季にも電力の安定供給を実現することが可能となっています。また現在この技術は全国に普及しており、電力安定化に貢献しています。
こうしてみると私たちの普段の生活は、高い技術力によって支えられていることがわかりますね。
身の回りの細かなところにも、様々なところで開発された技術が利用されているかもしれません。