» 2021 » 4月のブログ記事

コオロギ食べませんか?

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世界の人口が年々増加していることは皆さんご存じの通りだと思いますが、2050年になるとなんと100億人を上回るとの予想があるそうです。
それに伴って生じる問題として慢性的な食糧不足が挙げられていますが、中でもタンパク質の不足は深刻であるといわれています。
今の私たちの主なタンパク質源といえば鶏、豚、牛などの家畜由来のものですが、これらは十分に育つまでに大量の水、餌を必要とし、おまけに温室効果ガスも排出します。
そこで、このタンパク質不足の解決にあたって白羽の矢が立ったのが昆虫です。
昆虫はタンパク質を豊富に含み、育つのが速く、消費する水も少ないので、飼育も容易です。

ですが、これを世界中で普及させるうえで大きな課題として、私たち消費者の昆虫を食べることへの抵抗感が懸念されています。
長野などいくつかの地域では昆虫食が文化として根付いている地域もありますが、これを読んでいる方々の中にも見た目が苦手などの理由で嫌悪感を抱く方はいらっしゃるかと思います。

このような背景を受け、無印良品で有名な株式会社良品計画は、徳島大学の研究グループとの協力によりコオロギの粉末を混ぜ込んだせんべいを開発し、その販売を開始しました。
いくつかのレビューサイトを見てみたところ、エビのような香ばしさがあっておいしい、という評価を多数見かけました。

粉末になっているので、見た目が苦手な人でも抵抗感なく食べられるのではないでしょうか。
無印良品は海外にも多くの店舗を持っているので、この商品が普及して昆虫食が浸透するきっかけになるのでは、と期待しています。
・・・などと言っておきながら自分はまだ試していないので、この土日に買って食べてみようと思います!

追記
コオロギにはエビやカニなどの甲殻類のアレルゲンであるトロポミオシンが含まれるそうなので、甲殻類アレルギーの方はご注意ください。

賃貸もやっていたんだなあ

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みなさ~ん!家、住んでますか?

私は就職するとともに実家から上京したのですが、家探しにはとても迷いました。

いろんな候補をみるなかで、シャーメゾンというブランドのアパートがいくつか目につきました。それらの物件は、積水ハウス株式会社による賃貸住宅でした。一軒家の販売のイメージが強かったため、賃貸もやっているんだ、という新しい発見でした。

いまの家に住んで1か月、ようやく帰宅したときに「家に帰ったなあ」と思えるようになりました。家に~帰れば~せきす~いハウス~♪

ナンバーズ

| ナンバーズ |

EC普及の立役者

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EC通販の普及により、段ボールを毎日のように手にするようになりました。
コロナの影響でEC業界は低年齢層を中心にさらに拡大しており、段ボールはますます身近な存在になっていきそうです。

突然ですが、段ボールの「ボール」ってなんだかご存じでしょうか?
1909年にレンゴー株式会社の創業者、井上貞治郎がアメリカの技術を取り入れて日本で初の段ボール製造業を開始したそうです。
明治時代、文明開化の後期に様々なものが海外から輸入されましたが、その中に段ボールが含まれていたんですね。
段ボールは英語で「cardboard」や「paperboard」といいますが、この「board」が「ボール」の由来だといわれています。
レンゴーは創業以来、国内で最大の生産量を誇っており、現在29%のシェアを占めています。
また、様々な用途に応じて製品を開発しており、耐水性、防虫などに加え、紙であるにもかかわらず防火性を備えた段ボールの製造もおこなっています。
防火段ボールはなんとバーナーで2分間以上炙っても燃え広がらないらしく、防災の現場や書籍の保管に用いられているそうです。

そんなレンゴーの本社は大阪府にあります。
毎日段ボールのお世話になっている身としては、足を向けては寝られませんね。

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