» 2019 » 11月のブログ記事

こんにちは。

今日はセルロースの話をします。セルロースは植物などから生成される糖類(炭水化物)の一種で、地球でもっと多く存在する炭水化物として知られています。そのセルロースは1900年代に工業化され、現在では日常生活で多くの製品に用いられています。植物から紙を作るようになったのは、古代ナイル文明でパピルスという植物から作られたものが紙の起源と言われていますが、そんな話をしている場合ではありません。今は植物のセルロースを原料に、整腸剤、火薬、衣類、燃料、化粧品、自動車のボディなどが作られる時代です。全く分野の異なるような製品群ですが、すべてセルロースを原料として作ることができる製品です。さらに近年、技術革新によってセルロースの製造コストが非常に安価になり、さらにその需要は拡大してきています。2030年には1兆円市場にも加わるとの試算もされており、各企業で盛んな投資・研究開発が行われているようです。

株式会社ダイセルは、セルロース化学を中心に有機合成技術、高分子技術を駆使して様々な領域の原料・材料を提供している企業です。歴史は古く創業1919年で、同社の写真事業部が分離して設立されたのがあの富士フィルムだというのですから驚きました。写真のフィルム材にもセルロースが使われており、富士フィルムの起源もセルロールからきていたということですね。また、ダイセルによる素材・中間財の生産方式はダイセル方式と呼ばれその生産性の高さが認められており、多くの企業で取り入れられている他、経産省などからも高い信頼を得ているようです。

Amazon’s Choiceとは

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こんにちは。

今週は、プラットフォーマー規制のための新法として、検索表示順の基準の明確な開示を求める取引透明化法案が国会提出される、という記事を見かけました。

公正取引委員会は、通販サイトやアプリサイトへ出店している企業への聞き取り調査を行い、プラットフォーマーと呼ばれる巨大IT企業の問題行為について整理しました。Amazonや楽天が運営する通販サイトで商品を検索した場合、検索結果が後になればなるほど売り上げが伸びにくくなります。表示順の詳細な基準は公開されていない場合が多く、運営企業に広告を多く出している企業の商品が優先して上位に表示されているのではないか、といった疑念が解消されないこともあります。公正取引委員会は、運営企業が表示順を操作することは公正性や透明性の欠如にあたると判断して、現行の独占禁止法では利用者の保護が不十分なため新たに透明化法で対応しようとしています。

検索表示順を決める基準と比重を明確にすることが必要であり、広告費を対価に表示順位を上げる場合はそれも明示しなければならないとされています。手数料の変更を書面で開示することや、市場への出店を承認しない場合は事前に説明することなども盛り込む方針だそうです。

というわけで、今回はSEO関連銘柄のひとつである、株式会社フルスピードを紹介したいと思います。
株式会社フルスピードは、検索エンジンを活用してサイトへの集客や企業広告を行う企業に対するSEOサービスの提供を主事業とする企業です。

思い出。

| 小ネタ! |

こんにちは。

先週末、友人の結婚式に行く準備をしていたところ、一緒に過ごした日々の出来事を思い出し、いつの間にか結婚が当たり前の年齢に、、と学生時代の友人が離れていってしまうような、少々寂しい気持ちになりました。明日、結婚式を挙げる友人とは、保育所から高校まで一緒で、私の中では付き合いが一番長い同級生です。付き合いが長い分、喧嘩することも多々ありましたが、振り返ってみると、クスッと笑ってしまう内容ばかりで、なんだかんだで貴重な思い出の1つです笑
小学生の時、新潟県の佐渡に学校の行事で行ったことがあり、初のフェリー、初の離島を経験しました。楽しかったことから、さすが離島は自販機の飲み物が高いな、、と思った、そんな細かいことまで不思議と覚えています。実家に戻れば、きっと自分の部屋に当時の思い出の品がいくつか眠っているはずなのですが、10年ちょっと前のものをわざわざ見返すこともなかなかしないので、友人の結婚式は、成人式に続く、思い出を振り返る1つの良いきっかけとなりました。

毎週、ナンバーズの回以外では、前置きが本当に長く、書いている最中に読んでくださる皆様に対し、申し訳ない気持ちになるのですが、今週も大変失礼いたしました。ここからが本題!本日は、佐渡汽船株式会社について紹介いたします。
佐渡汽船株式会社の前身である「佐渡商船株式会社」は大正2年に創設されました。現在から遡ること106年前のことです。その後、昭和7年の合併を経て、現在の社名に改称され、規模の拡大を行いながら、汽船の運行を行い、船を介して離れた土地と土地とを繋いでいます。陸・海・空、どこを移動していても同様ではありますが、移動手段に安心と安全は欠かすことのできない要素です。人災はもちろんのこと、天災にも予防策が必要となります。実際、佐渡汽船株式会社では、船舶部門と陸上部門に分かれて、日々様々なチャックを行い、事故を未然に防げるよう取り組んでいます。この安全の確保こそが、長い歴史を積み重ねることを可能にした理由の1つであるといえます。

初フェリーから早10年。あのときのことを楽しく今思い出せるのも、友人の結婚をみんなでお祝いできるのも、安全なフェリーの運航がなければ叶わなかったことです。安全な環境は決して当然ではないのですが、日常生活の中で、安全の裏にある企業の努力や配慮に気づけないことが多々あるように感じます。そういった鈍感になっている部分をどうにか変えていけるように、視野を広げて、感覚を研ぎ澄まして、生活してみようと思ったところで、早速明日は高速バスの運転手さんに感謝しながら、福島に向かいます。

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