皆さんこんにちは。
本日は北海電気工事株式会社についてご紹介いたします。
北海電気工事株式会社は、北海道札幌市白石区に本社を置く北海道電力グループの電気設備工事、電力関連工事、電気通信工事などを行う総合設備企業です。札幌証券取引所の単独上場企業のひとつです。
1944年の戦時中に創立されました。
北海道で生まれた企業として、全国各地に支店、営業所をもち、人々が厳しい自然環境の中でより安定して快適な生活ができるようにライフラインを守るように力を尽くしています。電気料金低減に向けた取り組みに励んでこられた企業です。北海道は、四国と九州を合わせた面積よりも大きく、広大な土地にお客さまが点在しており、お客さまあたりの供給設備が多くなるという特徴があります。また、積雪寒冷という地域特性上、設備の保守点検等に追加的な労力と費用がかかり、さらに設備の仕様等で特別な配慮をする必要があるなど、北海道は他の地域と比較して設備に係る費用が高くなる要因を抱えています。
このような厳しい事業環境のもとで、海外炭火力と原子力を中心とした電源多様化を進め、燃料費の低減、ならびに経営全般にわたる効率化の成果を原資として、昭和 61 年以降、これまでに 14 度にわたり電気料金の引下げを実施してきました。この結果、平成 23 年度では、昭和 60 年度と比較して約 34%の電気料金の低減を実現し、他の地域と遜色のない電気料金水準を維持してこられました。
しかし、泊発電所の全基停止により火力燃料費が大幅に増加しており、徹底した費用の削減に取り組みましたが、平成 24 年度の収支は、過去最大の損失を計上し、年度末の自己資本比率は 10%を割り込みました。
親会社の北海道電力が前年に電力料金を値上げをし、業績改善を受けて、業績が回復したそうです。
北海道の厳しい寒さにも耐え、ここまで発展をしてきた北海電気工事株式会社。
お客様に密着し、お客様を考えている姿勢がすごいですね。