» 2015 » 9月のブログ記事

日本新薬株式会社

| 小ネタ! |

こんにちは。

本日は、日本新薬株式会社をご紹介いたします。

1919年に設立され、医薬品・機能食品の製造及び販売を行っています。

日本新薬株式会社という名前なので新薬開発の研究所が気になりました。
研究所について書いていこうと思います。

医薬品の研究開発は、研開企画統括部、創薬研究所、臨床開発統括部の
3つの部門で行っています。
京都と茨城に研究所があり共同して新薬の探索を行っています。
2014年度の研究費開発費が8億9千万円かけております。
8億9千万という数字が気になったので他の企業も調べてみると
2014年度の研究開発費が多いところだと9762億円使用しています。
ちょっと少ないかなぁと思ったら桁が3つも違いましたね。
開発費に違いはありますが、がんやアレルギーなどの開発を
自社または共同で開発しております。
そもそも日本新薬は、経営理念、経営方針、行動指針を
事業活動の拠りどころとして「ヘルスケア分野で存在意義のある会社」
を目指しています。

日本新薬という名前で、新薬をたくさん作るようなイメージを
持ってしまっていましたが、認識が誤っていましたね。
機能食品事業は、まさにヘルスケアというで存在意義を見出せますね。
健康に気を使っている方は、ヘルスケアに力を入れている日本新薬の製品を
調べてみてはいかがでしょうか。

スプリングのマーケット

| 小ネタ! |

 こんにちは。
たまには工業系の企業もご紹介しようと工場
思い立ったので「バネ」の会社について
調べてみました。バネに関する上場企業で
有名なのは日本発条株式会社です。
発条というのはバネの事ですが、果たして
どのような会社なのでしょうか。

◉日本発条という会社
 日本発条は神奈川県横浜市に本社を置く、
設立76年目の老舗企業です。連結売上高は6000億円を
超えており、製品の市場規模の大きさがわかりますね。

◉町中にニッパツ
 日本発条の作り出す製品はまさに町中に存在していると言っても過言では
ないかもしれません。自動車や重機に使われるスプリングはもちろんのこと、
それ以外の機会に使われる皿バネと呼ばれる製品をも手がけています。
皿バネとは金属製の板でできた皿状の板の底を丸くくり抜いたような
製品で、強い衝撃への耐性が特徴となっているようです。
他にもさまざまな製品を取り扱うニッパツですが、
衝撃を吸収する事を目的としたものも多く、バネの目的である衝撃緩和の
技術がさまざまな形で応用されていることがわかります。

 普通はスポットを当てられる事のないバネ。
しかし、縁の下の力持ちであるバネの力を
求める人が多い事は売上高を見る事で理解できました。
シンプルだからこそ、汎用性が高く応用も利きます。
ニッパツの技術力は、国内外問わず多様な製品に
採用されているレベルの高いものだと感じたのでした。

こんにちは。ハム

昨日9月15日に、ハムやソーセージなどの
食肉加工業界2位の「伊藤ハム」と7位の「米久」が、
経営統合することを正式に発表しました。

これにより食肉加工事業の国内シェアにおいて、
日本ハムを抜き、国内首位となる見通しだそうです。

経営統合の背景には、
原料となる肉の輸入価格の上昇があげられます。
厳しさが増す経営環境を乗り来るため、
経営統合により、原料の仕入れコストの削減や、工場の稼働率の向上、
物流の効率化や中国・東南アジアへの事業拡大を勧めて
収益力強化を図るとしています。

食肉加工業界は、食卓の定番として需要が安定しているため、
経営も安定している業界であるという印象を持っていたのですが、
実は、経営利益率が1%程度と、他の製造業や食品産業に比べ非常に低く、
原料の価格上昇は死活問題のようです。

長らく再編がなかった食肉加工業界ですが、
今回の統合をきっかけに、業界内の再編が活発化するかもしれません。

古川電気工業株式会社

| 小ネタ! |

こんにちは。

本日は、古川電気工業株式会社をご紹介したいと思います。

古川電気工業は、1896年に設立された会社で非鉄金業界と 電線・ケーブル業界に属します。
非鉄金属業界は銅・亜鉛・鉛・ ニッケル等の非鉄金属を原料 として精錬などをし非鉄金属製品を生産する企業です。
主な事業内容として、情報通信・エレクトロニクス・ 自動車・ エネルギー・建築建設やマテリアルなどの製品を生産しています。

最近古川電気工業が、鉄道総合技術研究所などと共同で
次世代蓄電システムの実証実験を始めていますので
そこを重点的に 見ていこうと思います。

化学反応を利用する蓄電池は、充電と放電を繰り返すと 性能が落ちる欠点があるが
新システムにはその心配がないそうです。 まずどのような蓄電池なのか見てみると
巨大な円盤を、超電導コイルの強力な磁力で浮かせて回転させ、
太陽光で発生した電気で円盤の回転速度を上げ、電気エネルギーを
運動エネルギーに変換して保存する。
電気が必要な場合は円盤の回転速度を落とし運動エネルギーを
電気エネルギーに変換して取り出します。
しかし、円盤を浮かしまわし続けなければならないので強力な磁場が必要になります。
ここで古川電気工業が開発に取り組んできた「イットリウム系線材」という
レアアースである イットリウムを含んだ新素材で超電導コイルを作りました。
これによって、磁石の磁力を50倍に高め、問題点であった強力な磁場を得ることが出来ました。

この線材開発には、30年ほどかけてきているそうです。
30年かけて来た今回紹介した技術の進歩の背景には 企業間の競争などによって生まれた技術です。
競争というとあまりイメージが良くない方もいるかと思いますが
競争とは、何事においても進歩する上でなくてはならない要素だと感じました。

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