» 2013 » 7月のブログ記事

こんにちは。

本日はホームセンターについてお話します。

ホームセンターとは、主に日用雑貨や住宅設備に関する商品を販売している小売業です。

誰もが郊外などで、広々とした駐車場がある巨大なホームセンターを見かけたことがあるんではないでしょうか。都内では東急ハンズをよく見かけますね。

私自身も幼い頃によくホームセンターに連れて行ってもらった経験があり、アメリカの映画に出てくるような、様々な種類の雑貨や家具が大量に売られている店内によく胸を躍らせていました。

ホームセンターが日本で最初に誕生したのが1969年でして、最初は島根県にアメリカを参考にしたロードサイド型店舗が生まれました。家具を中心に商品があり、ホームセンターにはまた当時は珍しかった外車も並べられていたようです。

さて前置きが長くなりましたが、実は先月、私の実家がある九州に帰郷した際に人口3000人しかいない町にあるホームセンターが出来ていました。

過疎化、少子高齢化が起こっている地域になぜ出店したのか、大変気になってそのホームセンターを調べました。

そのホームセンターを取り扱う会社は株式会社コメリ。東京証券取引所第一部に上場している大手のホームセンターです。
農業、園芸資材の取り扱いに強みをもっており、なんと全国に1128店舗を構えています。(2013年7月)
この店舗数は国内最多を誇っており、ホームセンター店舗数第2位のDCMホールディングス(514店舗)の2倍をも数です。

しかしなぜこんなにも店舗が多いのか?その理由は店舗形態にあるようでした。

実はコメリが出店している店舗は、一般的なホームセンターの3分の1程度の売り場で、DIY用品(日曜大工用品)と農業用品に特価された商品が売られています。
ターゲットが都市住人ではなく農家向けであり、商圏の農業従事人口が1万人程度であれば出店可能と判断しているそうです。

このような店舗形態が生まれた背景に、小売り業界では2000年にはいり大規模小売店舗立地法があります。大型のショッピングセンターによりシャッター商店街が起きないような店舗出店における規制が始まりました。その結果、コメリをはじめ各小売り企業は様々な戦略を考えました。

・農業や工務店向けの業務需要を取り込む
・地価の下がった都市部への出店
・農村部への出店が可能な小型店舗の開発
・100円ショップをテナントとして導入して雑貨を任せることで、DYI,BIY,SIYに特化する
・生鮮食料品を取り扱うスーパーセンターになる
・1,000m²を少し下回る小型店の展開と、10,000m²を超える大型店の展開の併用

その結果として、現在色々な形態のホームセンターが誕生し、立地における戦略も多様であるんですね。

こんにちは。

本日は、私が高校生の時から感じていたドラッグストアの疑問について明らかにしたいと思います。

現在都市や地方どこにいってもドラッグストアを見受けられるようになりましたが
ドラッグストアってなぜスーパーよりも安いんでしょうか?

ドラッグストアの響きからして薬屋さんのような印象を受けてますが
一方で店内に入ると、陽気なお店のテーマソングが大音量で店内で流れていたり、すごく安い値段で食品や飲み物が売られていたり
謎に包まれていたドラッグストア、、、そもそもドラッグストアとはなんなのか。

ウィキペディアには、以下のように書いてありました。
ドラッグストアとは、一般用医薬品を中心に健康・美容に関する商品や日用品、生鮮以外の食品(飲料・日配食品等)をセルフサービスで短時間に買えるようにした小売業態。また薬剤師が駐在し、処方箋医療品を販売・授与できる薬局または店舗販売業の許可を受けて営業しているものが多く、近年は医薬分業の進展に伴い薬局として営業してるものが増加している。

つまり、医薬品から日用品、食品まで気軽に購入できるお店で、最近は薬剤師の方が駐在しているお店が増えているということですね。

さらにドラッグストアのビジネスモデルとして
医薬品以外の商品を安売りして集客し、原価の2~5倍で販売できる医薬品やプライベートブランドの化粧品や雑貨を販売し、利益を稼いでいる。
また、集客のために紙類(ティッシュペーパー、トイレットペーパーなど)、洗剤等、食料品、ベビー用品や有名な医薬品など場合によっては原価を下回るような値段で売っていることもあるようです。

例えばマツモトキヨシは全国に約650店舗を構えているので、商品を大量に仕入れて原価を最小限まで下げているようです。

だから、パンやカップメン、ドリンクなどがスーパーよりも安く売られているんです。
さらにそれでもしっかりと利益が出ているので、集客力も商品のラインナップもしっかり計算されているですね。

また薬事法上、調剤施設を併設していない場合「薬局」の名称を冠してはいけない理由からであり、ドラッグストアは「○○ドラッグ」「クスリに○○」「○○薬品」等の名称が多いそうです。

さてドラッグストア大手5社には、株式会社サンドラッグツルハHDマツモトキヨシスギHDカワチ薬局があります。
↑全てカタカナの表記になっている理由が気になります。

近年これらの会社は成長しているんだなと肌で感じますが、一方で薬事法の改正で、薬剤師でなくても試験に合格すればドラッグストア以外のコンビニやスーパーでも医薬品が販売できるようになったため新規参入が増えています。

私たちの生活の身近にあるドラッグストアですが、その安さの裏には計算されたビジネスモデルがあったんですね。

ではまた。

こんにちは。

日ごろKmonosで上場企業をご紹介していますが、
その上場企業がどこに”上場”しているかというと、株式市場です。

上場企業を語る上で欠かすことのできない株式市場ですが、
先日、東京証券取引所(東証)と大阪証券取引所(大証)が、
現物株取引市場の統合に成功しました。

日本取引所グループ傘下の東証と大証は、
2011年11月に経営統合について合意しました。
実際に経営統合を行ったのは2013年1月。約半年前です。

そして今回の現物市場・売買システム統合となったのですが、
今後は2013年度中にデリバティブ市場・売買システムの統合も行う予定となっています。

さて、その現物市場統合の中身についてですが、
大証1部と大証2部が廃止され、すべての銘柄が東証の所属となります。
これにより、世界7位だった上場企業数が、3位になります。

グループ内で売買システムが一本化することで、
大幅なコストダウンにも繋がるそうで、
浮いた資金を新規上場の支援などにあて、
市場の活性化をはかるとしています。

株取引はなんだか複雑そうというイメージが先行していますが、
2つの売買システムを統合するのが大変なことであったのは想像に難くありません。
これが市場の活性化につながり、Kmonosでご紹介できる上場企業がどんどん増えてくれたら嬉しいです!

今日はこの辺で。
ではでは。

こんにちは。

先日ペットを熱中症から守る、というニュースを見ました。
犬や猫は平熱で38度くらいあるそうです。
特に犬は汗をかく機能が発達していないため
熱中症になりやすいそうです。
ペットが熱中症にならないようにと
冷房をつけたまま外出する方も結構いるみたいです。
今年は特に暑いので、気を付けたいですね~。

ペットの熱中症対策としては、
空調を整えるほか、ペット用品で熱中症対策をするのもいいかもしれません。
マットの表面に加工がされていてひんやりするもの、
マットの中に保冷剤を入れることができるもの、
着るタイプのベスト型のものなどがあります。
あとはペット専用の扇風機もあります。
水遊びが好きなら小さいプールを用意しておくのもいいそうです。

kmonosの業界から探すで見ると、
ペット用品の卸売りではエコトレーディング株式会社が業界大手のようです。

暑さを乗り切れるよう、ペットだけでなく
皆さんも対策を講じてくださいね。
それでは~。

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