» 2012 » 6月のブログ記事

こんにちは。

今日は、名前の似た二つの上場企業。
住友軽金属工業住友金属工業の話題です。

住友金属工業は有名ですね。
三井住友銀行住友化学と共に住友グループの要となる「住友グループ御三家」の1つです。

もう片方の住友軽金属工業。違いは見ての通り”軽”なのですが、そもそも軽金属ってなんでしょう?
調べてみると、比重が4以下の比較的軽い金属を指すそうです。
アルミニウム、マグネシウム、カルシウムなどが該当します。
反対に、比重4を超えるものは、重金属と呼ばれます。
住友軽金属工業は、住友金属工業から伸銅・アルミニウム圧延部門が分離独立した企業です。アルミのエキスパートなので、”軽”金属工業なんですね。

他に軽金属の付く上場企業には、日本軽金属があります。こちらもアルミが主力の企業です。
また、住友金属工業から独立した上場企業には、住友精密工業、住友特殊金属(現在は日立金属に吸収されている)があります。

住友グループにはまだ上場企業が多く、独立や合併も複雑です。
また調べてみたいと思います。

今日はこのへんで。
ではでは。

こんにちは!

最近、面白い社名を探している hikaru です。
というわけで、今日は日本高純度化学株式会社について。

なにをしている会社かというと、電子機器に使われる
貴金属メッキ用薬品の開発・製造をしている会社です。

特に金メッキ用の薬品に特化していて、そのシェアは、
なんと、世界で 6 割超なんだとか。
しかも、練馬区の住宅街の中にある工場でそのほとんどを
生産している所が面白いですね。

一般に “メッキ” は、腐食しやすい金属の表面を保護したり、
見た目を美しくするために行われます。

ではなぜ、電子機器に金メッキが必要なのでしょうか?

電気の通しやすい金属を高い順に並べると、銀・銅・金・アルミです。
効率良く電気を通すためには、銀を使えばいいのですが、
値段が高いので、普通の電線には、価格の安い銅やアルミが使われています。
銀は、高級オーディオ用ケーブルなど、特殊な用途のみに使われます。

電子機器にも、金より電気の流れやすい銀・銅を使えばいいじゃないか、
と思うかもしれませんが、一つ問題があるのです。
それは、腐食に弱いという点です。
銅は 10 円玉を見てもわかるようにすぐに黒ずんで (酸化して) しまいますし、
銀は硫黄 (温泉のにおいの成分) や日光と反応して酸化してしまいます。

一方金は、空気や熱・湿気など、ほとんどのものと反応をしないという性質があり、
高い耐腐食性を持っています。

イメージできるかたは分かるかもしれませんが、
電子回路の配線って、金属がむき出しですよね。
これが、電子機器に金メッキをする理由です。

パソコンやスマートフォンなど、特に性能の高い電気製品の
回路の配線には、金が配線に使われていますよ。

いまあなたが向かっている PC の中の回路も、
日本高純度化学の薬品でできた金メッキなのかもしれませんね。

それでは、また。

こんにちは。
一昨日位のニュースで、薬学部の学生は4年制から6年制に移行したことで
今ものすごく売り手市場だ、というのがあって、
いいじゃん薬学部!と思いました。
私事ですが母親が薬剤師なので、薬剤師は職にあぶれないという印象は
昔からあります。が、人には適正があって。。。(ごにょごにょ)

というわけで、製薬会社には比較的詳しい私なのに知らなかった
持田製薬株式会社をご紹介します。

中堅の製薬メーカーで、循環器、救急、産婦人科、皮膚科の4領域を中心とした
医療用医薬品の製造販売をしている会社なのですが、公式サイトで
財務ハイライトをみてみたら、すごく堅調な感じなんですよねー。

薬の名前を見ても残念ながらわかるものがなかったんですが、皮膚科の分野を生かし、
敏感肌にやさしいスキンケア製品を開発販売しています。
コラージュや、薬用シャンプー「フルフル」のブランドなど、あー知ってる!
という方も多いのでは。私はコラージュ使ったことあります。

業界の人でないと、なかなか薬の名前まで知らなかったりするものですが
こういう有名なブランドがあるのは○○作っている会社なんですよ、と言えるので
いいなあ、と思います。

それでは今日はこのへんでー。

こんにちは、aicoです。

今日は小学生の必需品、鉛筆の歴史と関わりのある企業を紹介します。

鉛筆(pencil)の語源はラテン語でしっぽという意味のペニシラムに
由来していると言われています。
初期の鉛筆は金属の鉛の棒を毛で包んだものだったのだとか。

鉛筆の歴史は古く、日本でも徳川家康の遺品として
静岡県の久能山東照宮博物館に1本の鉛筆が展示されています。

日本で最初に鉛筆製造工業を始めたのは眞崎仁六という人で、
現在の三菱鉛筆株式会社の基礎を作った人です。

三菱鉛筆は1958年にユニ(uni)を発売。
それまで、模倣品と言われ海外では評価が低かった国産鉛筆の
イメージを変えるべく日本独自の高級国産鉛筆として
開発されたのがuniでした。

国産鉛筆の価格が1本10~30円であった当時、
uniは1本50円の高級鉛筆であったにも関わらず大ヒット。
今でも鉛筆=uniというイメージがありますよね。

小学校では2B・B・HBの鉛筆を使うように言われていた人は多いと思いますが、
それぞれ何を表しているか知っていますか?
鉛筆は材料である粘土が多いと硬い芯に、黒鉛が多いと柔らかく濃い黒になります。
そのため、HはHARD(硬い)、BはBLACK(黒い)という意味です。

ちなみにkmonosブログでは三菱鉛筆について三菱グループとの関係や、
三菱鉛筆が作っている化粧品などのトリビア(?)も
紹介しているのでそちらも合わせてご覧ください♪

では、また明日〜♪

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