こんにちは、aicoです。
今日は岡本硝子株式会社を紹介します。
岡本硝子はある特殊なガラス製品で世界シェアトップを獲得しています。
それは映画を見るために使うプロジェクターのランプに使う反射鏡、
歯医者さんやお医者さんが明かりとして上から照らして使うデンタルミラーです。
どちらも光だけを通し熱を通さないため手で触っても熱くないという特徴があります。
普通、ガラスは光も熱も通します。
ライトを手で触ってしまうととても熱いですよね。
しかし、岡本硝子で作っているガラス製品は、
ガラスの表面に屈折率の異なる1ミリの一万分の一というとても薄い膜をいくつも重ねています。
そのため、ミラーの表面は凹凸した反面鏡となっていて、
この膜の一面一面が光を反射させるため、歯医者さんの手元は影になりにくく、
熱を発生させる赤外線をミラーの後方へ透過させるというコールドミラーという鏡になっているんだとか。。
うーーん、むずかしいですが特殊な技術が必要ってことはわかりますよね!
この特殊ガラスで岡本硝子はプロジェクターの反面鏡で世界シェア60%、
デンタルミラーで80%のシェアを誇っています。
現在の代表の岡本毅氏は東京大学の法学部卒業後、警察庁に入って16年働き、
埼玉警察本部の刑事部長となった後、岡本硝子の3代目の社長になったんだそう!
まさに手探りの経営ながら会社を世界シェアを持つ企業へと成長させました。
では、また明日♪