こんにちは。
男性のみなさん、もうすぐホワイトデーですね!
製菓業界のマーケティングに躍らせるのもなあ、というのも一理ありますが
何も返さないのもそれはそれで、と躊躇する方もいるのでは?
(決して何かのアピールではありません!笑)
私だったら、あんまり凝られるよりは、今や高級チョコレートの老舗というか
代名詞ともなったGODIVAのチョコレートなんかをさらっといただいたら
うれしいかもしれません。
という事で今日はゴディバについて。
ゴディバは1926年、ベルギー・ブリュッセルのショコラティエである
ジョセフ・ドラップス氏が創業しました。
その時の会社名は「ショコラトリー・ドラップス」。
家族総出でチョコレート工場を運営していたのだそうです。
4人の子供たちも、製造、仕上げ、箱詰め、配送に携わる、
まさに中小零細企業からのスタートでした。
父親のドラップス氏が亡くなり、跡を継いだ子供たち。
長男が会社名をGODIVAとしたのが1956年。
ゴディバの名前の由来はここで見ていただくとして(参考:GODIVAエピソード)
それから56年ほどで、ベルギーの王室ご用達となり、アメリカだけで1000店舗以上
あるほどの巨大企業に成長しています。
ちなみに日本でも200店舗以上あるそうです。
ゴディバのホームページを見ていて面白かったのは、シェフ・パティシエである
ヤニック・シュヴォロー氏のお話。
日本では甘さ控えめのお菓子が好まれる傾向にあることについて聞かれ、
日本料理には肉じゃがやすき焼きなど、砂糖を使う甘い料理がたくさんある、
だからデザートをあまり体が求めないのでは?ヨーロッパでは砂糖を使う料理は
ほとんどないので、甘いものはすっごく甘いほうがいいんだ、というような
趣旨のお話でした。
これにはびっくり、でも確かにそういう面もあるのかも・・・
そういえば、昔知り合いの中国人に、日本人に受ける中華を作るためには砂糖を
入れないとダメなんだ、中国では入れないんだけどね、と言われたことがあるのを
思い出したりして。
ヤニック・シュヴォロー氏のお話、他にもいろいろ面白い話があったので、
ご興味ある方は是非ご一読を。(参考:シェフ・インタビュー)
最後に、ゴディバにまつわる上場企業ですが
あの真珠で有名な宝石取扱会社、株式会社TASAKIの事務執行役である山田芳一氏が
平成17年から4年間、ゴディバジャパンにいらっしゃった、ということのみでした~
それにしてもゴディバ、これだけ店舗が増えても大衆にこびず、高級路線を
走っているところが素晴らしいなと思います。
敬意を示して、ホワイトデーにはゴディバをリクエストしようと思います☆