こんにちは。
この間図書館でクックパッドについて書かれている
本をみつけたので読んでみました!
(『600万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』)
2009年に発行された本なので題名には600万人、とありますが、
現在は月間800万人以上のユーザーが利用しているそうです。
これだけ多くの人に利用されているとなると、先日父親が
クックパッドからレシピを印刷していたのにも納得しました。笑
創業者の佐野さんは、ユーザーが料理を楽しくするということに
徹底的にこだわっていて、広告もその目的に沿うものでなければ
入れていないそうです。
そのため当初は資金源が足りず、サーバーに負担がかからないために
なるべく検索にかからないような工夫までしていたそうです。
そして現在クックパッドの広告には数多くの成功例があります。
それが「1、定番商品の底上げ」、「2、ロングテール商品の再評価」、
「3、新商品の立ち上げ」に分類され、具体的な例をあげると、
エバラ食品の焼き肉のたれシリーズが1に分類されます。
焼き肉のたれを別の用途で使うレシピをユーザーから募集した結果、
多くのレシピやつくれぽ、そして莫大なユーザーレビュー数によって
安定しつつも伸び悩んでいた商品の需要の底上げが達成されました。
クックパッドのサイト作りの工夫には、味の好みは人それぞれで
あることを考え意見交換のための掲示板を設置していないことや、
13字を超えると可読性が下がり、24字を超えるとさらに下がるという
調査結果をレシピや広告にも意識して取り入れているということなど・・・
学べることがたくさんありました。